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北海道森林管理局

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    各地からの便り

    砂坂海岸林で江差北小学校グリーンスクールを開催

    【檜山森林管理署】


    令和6年10月24日(木曜日)、砂坂海岸林(江差町)にて「江差北小学校グリーンスクール」を開催しました。
    江差北小学校と檜山森林管理署では、「遊々の森:なかよし海岸林」の協定を結んでおり、その活動の一環であるグリーンスクールは、砂坂海岸林の役割を知ってもらい、森林とふれあいながら体験活動をすることで、自然を大切にする心と観察力を持ってもらうことを目指しています。

    今年は、全校生徒49名が参加し、低学年(1・2年生14名)、中学年(3・4年生12名)、高学年(5・6年生23名)に分かれて、それぞれのプログラムを体験してもらいました。

    開校式
    開校式

    低学年グループは2班に分かれて「色いろ探検隊」というプログラム活動を体験してもらいました。「色いろ探検隊」は、班ごとに色を決めて自然の中からその色を探し出すというゲームで、色にこだわって探検することで自然の豊かな色彩や生き物に気づき、森林に興味を持ってもらうという目的があります。
    広い森林の中から決められた色を探すのはとても大変ですが、児童たちは元気いっぱいに歩き回り短時間でたくさんの色を探し集めてくれました。

    みんなで見つけてきた自然にある色を分別中
    みんなで見つけてきた自然にある色を分別中

    低学年みんなでポーズ
    低学年みんなでポーズ

    中学年グループは、海岸林内にある展示館で種子や枝・木片等を材料にグルーガンや接着剤を使って軽工作を行う「森の仲間たち」を体験してもらいました。これは、木工体験により想像力を高めながら、自然や森林に親しみを持ってもらうことを目的としたプログラム活動です。
    怪我や火傷に気を付けながら、それぞれ思い描いたイメージを様々な材料を活かし素敵な作品を作り上げていました。

    グルーガンを使い自由に製作している様子
    グルーガンを使い自由に製作している様子

    高学年グループには、手鋸で木を切ってもらう「スウェーデントーチ作成疑似体験」という体験をしてもらいました。
    普段鋸引きを体験することは少ないため児童たちは苦労している様子でしたが、先生やスタッフの手助け、また、友人と協力し合い、はじめはやや苦戦するも皆あっという間に慣れて手際よくトーチを作り上げていました。

    手鋸練習の様子
    手鋸練習の様子

    スウェーデントーチへ鋸入れ本番
    スウェーデントーチへ鋸入れ本番

    各学年それぞれのプロジェクト活動が終わった後は、学校企画の【森あそび】をしました。
    児童たちは、竹とんぼで遊んだり、森の中を探検したり虫を捕ったりと、元気いっぱいに遊んでいました。時節柄少し肌寒かったのですが、まだ砂坂海岸林には色とりどりな植物と生き物が多々見受けられ、この自然に触れてもっと興味を持ってくれればうれしいと思いました。

    閉校式の様子
    閉校式の様子

    【森あそび】後の閉校式で、各グループの児童代表と校長先生よりお礼の挨拶をいただき、今年度のグリーンスクールは終了となりました。
    今年度のグリーンスクールも多くの方々のご協力に恵まれ、無事に開催することができました。各体験活動も全体を通して活気があり児童たちに楽しんでもらうことができて安心しました。児童たちにとっても自然とふれあえるよい機会になったと思います。

    今後もこのような地域の方々とのイベントや体験活動を通じて、森林に関心を持ってもらえるよう、森林環境教育を続けていきたいと思います。


    (業務グループ 佐藤)

    お問合せ先

    総務企画部 企画課
    ダイヤルイン:011-622-5228

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