第78回シャクシャイン法要祭開催
【日高南部森林管理署】
令和6年9月22日(日曜日)、新ひだか町静内真歌地区「真歌公園、シャクシャイン記念館」において、特定非営利活動法人新ひだかアイヌ協会(シャクシャイン法要祭実行委員会)による「第78回シャクシャイン法要祭」が執り行われ、日高南部森林管理署も参列いたしました。

シャクシャイン像
アイヌ民族の長、英傑シャクシャインは、今から350年以上も前に真歌山のシベチャリのチャシ(城・とりで)を中心にコタンの秩序と平和を守っていた長であり、アイヌ民族の永遠なる平和を願った偉大なる長でもありました。その偉業を偲ぶためシャクシャイン像の前にて、毎年シャクシャイン法要祭を執り行われています。
祭壇への拝礼

大川実行委員長挨拶
最初に祭壇への拝礼が行われ、続いてシャクシャイン法要祭実行委員長(公益社団法人北海道アイヌ協会理事長、新ひだかアイヌ協会長)大川 勝 氏より挨拶がありました。法要祭には多数の参列者が来ており、各地区のアイヌ協会関係者をはじめ、新ひだか町大野町長、鈴木宗男参議院議員、山岡達丸衆議院議員、松浦克巳内閣官房アイヌ総合政策室長、関係行政機関、一般の方々など約1千人が来場し盛会な法要祭となったところです。

鈴木宗男参議院議員挨拶
礼拝終了後、初めは子供らの、次に来賓者からのハルランナ(餅まき)が行われ、餅の争奪に大きな歓声が上がりました。

ハルランナ(餅まき)に集まる方々
午前の法要祭終了後、屋台では「シャクシャイン鍋(鮭汁 みそ味、塩味)」、「イナキビご飯」が提供されました。みそ味の鮭汁とイナキビご飯どちらも食しましたが、さすが大鍋で調理したものだけあって、一緒に煮込まれた野菜に頭から骨身など丸ごと入っている鮭の出汁がよくしみわたり、大変味わい深い汁ものでありました。イナキビご飯も最初は抵抗がありましたが、食べてみるとこれがなんとも美味しいの一言に尽きました。さすが食材を大事にし、食材を知り尽くしたアイヌの方々の調理と感心したところです。
午後からは、「第47回北海道アイヌ協会芸能文化交流会」が開催され、道内各地の保存会から参加された方々による、古来から伝わる踊りと歌が披露され、多くの方々を魅了した舞踊となりました。
日高南部森林管理署管内において多数のアイヌ協会による祭事が執り行われていますが、列席はもちろんのこと、今後とも国有林と地元アイヌ協会とのつながりを大事にしていきたいと考えています。

シャクシャイン像
アイヌ民族の長、英傑シャクシャインは、今から350年以上も前に真歌山のシベチャリのチャシ(城・とりで)を中心にコタンの秩序と平和を守っていた長であり、アイヌ民族の永遠なる平和を願った偉大なる長でもありました。その偉業を偲ぶためシャクシャイン像の前にて、毎年シャクシャイン法要祭を執り行われています。

祭壇への拝礼

大川実行委員長挨拶
最初に祭壇への拝礼が行われ、続いてシャクシャイン法要祭実行委員長(公益社団法人北海道アイヌ協会理事長、新ひだかアイヌ協会長)大川 勝 氏より挨拶がありました。法要祭には多数の参列者が来ており、各地区のアイヌ協会関係者をはじめ、新ひだか町大野町長、鈴木宗男参議院議員、山岡達丸衆議院議員、松浦克巳内閣官房アイヌ総合政策室長、関係行政機関、一般の方々など約1千人が来場し盛会な法要祭となったところです。

鈴木宗男参議院議員挨拶
礼拝終了後、初めは子供らの、次に来賓者からのハルランナ(餅まき)が行われ、餅の争奪に大きな歓声が上がりました。

ハルランナ(餅まき)に集まる方々
午前の法要祭終了後、屋台では「シャクシャイン鍋(鮭汁 みそ味、塩味)」、「イナキビご飯」が提供されました。みそ味の鮭汁とイナキビご飯どちらも食しましたが、さすが大鍋で調理したものだけあって、一緒に煮込まれた野菜に頭から骨身など丸ごと入っている鮭の出汁がよくしみわたり、大変味わい深い汁ものでありました。イナキビご飯も最初は抵抗がありましたが、食べてみるとこれがなんとも美味しいの一言に尽きました。さすが食材を大事にし、食材を知り尽くしたアイヌの方々の調理と感心したところです。
午後からは、「第47回北海道アイヌ協会芸能文化交流会」が開催され、道内各地の保存会から参加された方々による、古来から伝わる踊りと歌が披露され、多くの方々を魅了した舞踊となりました。
日高南部森林管理署管内において多数のアイヌ協会による祭事が執り行われていますが、列席はもちろんのこと、今後とも国有林と地元アイヌ協会とのつながりを大事にしていきたいと考えています。
(署長 渡邉)
お問合せ先
総務企画部 企画課
ダイヤルイン:011-622-5228