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北海道森林管理局

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    各地からの便り

    「ワッカ原生花園」で環境整備活動を実施しました

    【網走中部森林管理署】


    北見市常呂町のワッカ原生花園は、網走国定公園、北海道遺産に指定されているオホーツク海とサロマ湖を隔てる砂州にあり、ハマナス、エゾスカシユリなどの草花が見られます。
    しかし、北米原産の外来植物イタチハギが侵入繁殖し原生花園の景観や生態系を損ねていたため、網走中部森林管理署が中心となり、平成22年度からイタチハギの除去作業に取り組んでいます。
    新型コロナウイルス感染症対策等もあり、令和元年の活動を最後に休止していましたが、令和6年9月13日(金曜日)に5年ぶりに活動を再開しました。

    左:オホーツク海、右:サロマ湖
    左:オホーツク海、右:サロマ湖

    北林会(北見地区国有林OB)、日本森林林業振興会旭川支部北見支所、北見林業土木協会からボランティアでの協力をいただき、北見市常呂総合支所、当署署員を含めて41名が参加しました。
    場所によっては、人の背丈ほどのイタチハギが道路に覆いかぶさっているところもありましたが、第1回目から参加しているベテランも多く、ノコギリ片手に慣れた手つきでイタチハギを刈り取っていました。

    繁茂したイタチハギ
    繁茂したイタチハギ

    刈取り作業中
    刈取り作業中

    天候にも恵まれ、作業は順調に進み、およそ90分間の活動で、北見市常呂総合支所が用意したトラック2台は、刈り取ったイタチハギで一杯になりました。

    刈り取ったイタチハギ

    トラックに載せたイタチハギ

    5年ぶりの開催で、不慣れな点も多かったのですが、参加した皆さんの協力により、作業を無事終了することができました。
    なお、刈り取ったイタチハギは、一般廃棄物処理センターで計量したところ、なんと770kgもありました。


    (森林情報管理官 中山)

    お問合せ先

    総務企画部 企画課
    ダイヤルイン:011-622-5228

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