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北海道森林管理局

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    各地からの便り

    苫前小学校で森林教室を開催しました!

    【留萌南部森林管理署】


    令和6年9月12日(木曜日)、苫前町立苫前小学校の1年生13名、2年生5名の児童による同町教育委員会主催の森林教室が開催されました。当署からは、署長をはじめ、地域業務対策官ほか9名が「森の先生」として参加しました。

    当署では同委員会と「国民参加の森林づくり」を進めるための制度の一つである「遊々(ゆうゆう)の森」の協定を結び、子供たちが様々な体験活動や学習活動を行うフィールドとして、同町三渓(さんけい)地区の国有林に「森の楽校(がっこう)サンケベツ遊々の森」を設定するとともに、その活動の支援を行っています。

    当日は、まず午前の部としてこの森の散策を行いました。

    開会式で児童からの挨拶の後、当署の職員紹介、署長の挨拶、林内での注意点を確認し、散策に向かいました。

    開会の様子(藪署長の挨拶)「木は何に使われているか、わかるかな??」
    開会の様子(藪署長の挨拶)「木は何に使われているか、わかるかな??」
    「家!棚!」子どもたちは元気いっぱい答えてくれました。

    林内では、首席森林官や地域業務対策官から様々な樹木の解説、生き物や木の実、私たちの仕事についても触れながらお話をしました。質問も飛び交い、子どもたちは興味津々でした。

    この足跡は何の動物かな??
    この足跡は何の動物かな??

    木の肌が黄色い! この木の名前は…?
    木の肌が黄色い! この木の名前は…?

    その後、林内を自由に散策し、お気に入りの葉や木の実などを集めました。
    ホオノキの大きな葉は大人気で何枚も集める子もいました。ドングリやクルミなどもたくさん集めてみなさん楽しそうな様子でした。

    お気に入りを求めて探し回ります。
    お気に入りを求めて探し回ります。

    午後の部では、教室に戻って落ち葉を使った万華鏡づくりに取り組みました。

    子供たちは用意されていた落ち葉だけでなく、午前の部で拾った葉を使うなど、それぞれ工夫しながら世界に一つだけの万華鏡を作成に挑戦!

    万華鏡づくりの様子
    万華鏡づくりの様子

    何を使おうかな~
    何を使おうかな~

    色々な落ち葉の組み合わせを何度も試しながら、作成していました。その途中の試作品を自分たちで見せ合う様子や、「見て―!!」と言って中を見せてくれる場面もありました。
    中を覗くとカラフルできれいなものや、様々な大きさで切られた葉が面白い見え方をするものなど、個性豊かな万華鏡となっていました。

    どんな模様が見えるかな??
    どんな模様が見えるかな??

    午前に拾った葉を使っていました!とてもきれいです!
    午前に拾った葉を使っていました!とてもきれいです!

    子供たちからは、「見たことのない生き物や植物があって楽しかった。」、「野山でしか見られない虫やキノコが見られてよかった。」と楽しんでくれた感想をいただきました!今回、急遽来られなくなってしまった児童もいましたが、楽しかった思い出をぜひ伝えてくれたらと思います。
    子供たちに自然が楽しいと感じ、関心を持ってもらえるよう、今後も取り組んでいきます。

    (達布森林事務所 藏本)

    お問合せ先

    総務企画部 企画課
    ダイヤルイン:011-622-5228

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