令和6年度 中高一貫教育 百人浜に学ぶフィールド学習B~襟裳国有林クロマツ枝打ち体験~
【日高南部森林管理署】
令和6年9月11日(水曜日)、えりも町百人浜(襟裳国有林)にて「百人浜に学ぶフィールド学習B(枝打ち体験)」が、えりも高校1年全生徒により実施されました。スタッフとして日高南部署職員のほか、日高振興局林務課、えりも町役場産業振興課、えりも町教育委員会、えりも郷土資料館、ひだか南森林組合の職員が参加しました。
枝打ち体験の前に、えりも中学1年生の時にカミネッコンを使って植樹体験をした箇所にて、3年経過した広葉樹の様子を確認していただきました。順調に育っているもの、植樹したのに探しきれなかったものなど様々でしたが、見つけたときには高校生たちから大きな歓声が上がっていました。

クロマツ林内に樹下植栽した広葉樹を探す高校生

目印のプレート
植樹体験個所を後にし、枝打ち体験場所へ移動、当署職員から枝打ちの注意事項・クロマツを植樹してからの経緯や枝打ちの必要性の説明後、植樹されてから30年たったクロマツ林の枝打ち作業が開始されました。
生徒それぞれが丁寧に枝打ちすることで、うっそうとしていた林内が開けて歩きやすくなりました。

西舎森林事務所 長田所員による枝打説明

枝打ち体験状況
この「中高一貫教育 百人浜に学ぶフィールド学習B」は、えりも岬緑化事業の目的と大切さを改めて学習してもらうため、当署の治山事業所が主体となり、関係機関と連携しながら長年継続してきたイベントです。
今回は、北海道の推進事業の一つの「道民ひとり一本植樹・育樹運動」にも協賛する形となりました。

集合記念写真
(西舎森林事務所 長田)
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