平取町立振内小学校の皆さんと森林教室
【日高北部森林管理署】
令和6年9月10日と24日の2日間において、平取町立振内小学校の5・6年生12名を対象に出前講座を行いました。
1日目の出前講座では最初に署長から、日本全国の国有林や日高北部森林管理署の管理する国有林について説明しました。児童からは森林組合との違いについて質問され、管理する森林を誰が持っているかの違いがあることを説明すると、とても納得していました。また、当署管内にあり、領海の外縁を根拠づける低潮高地である門別鼻南小島について説明した際には、初めて知ったと驚きの声を上げる児童もいました。

署長からの説明
次に振内にある森林事務所で勤務する職員から、森林内で見られる樹木の違い、北海道の森林の広さ、森林の働きが人々の生活をどのように支えているかについて講義を行いました。児童の中にはうなずきながら話を聞いている児童もいて、熱心に聞いていました。

森林事務所職員より講義
室内での授業の後、校庭へ出て2班に分かれ、フィールドビンゴとドローン操縦見学を交互に行いました。フィールドビンゴでは校庭の周囲に植えてある植物や樹木などの自然を観察し、ビンゴカードに書いてある特徴と同じものを見つけてスタンプを集めてもらいました。

先の尖った葉を持つ木を観察中
校庭にある樹木の高さを測定するために測竿(そっかん)を使用したのですが、最初は1mほどの測竿が10mまで伸びる様子を見てびっくりしていました。

測竿(そっかん)で木の高さを測定中
ドローン操縦見学では、業務においてドローンをどのように使用しているかを簡単に説明した後、職員によるデモンストレーションを行いました。ドローンを起動し、離陸させたときはプロペラから生じる羽音に圧倒されたり、自由自在に動く様子をじっと見ている児童など様々な反応が見られました。カメラを児童の方に向けて、コントローラーの画面に映すと、手を振ったりして喜んでいました。

ドローンの操作説明
24日の2回目は、森林散策を行ってからスウェーデントーチ製作体験をし、最後にカーボンニュートラルやエゾシカによる被害など、森林とのかかわりのある課題について話をしました。
森林散策では、小学校の付近にある遊歩道を歩き、樹木の名前や特徴について説明を行いました。
児童たちは樹木の葉や幹を見て職員に質問するなど、積極的に活動していました。また樹木だけでなく、幹から生えてきたキノコのほか、昆虫、動物の糞など様々なものを見つけ、同級生や先生と楽しんで活動していました。

職員へ質問
森林散策の後は、校庭へ移動し、スウェーデントーチ製作体験に取り組みました。2組に分かれみんなで力を合わせて鋸を引く様子がとても真剣でした。

スウェーデントーチ製作の様子
外での活動を終えたのち、カーボンニュートラルとエゾシカ被害の2つの話を取り上げ、森林がそれらの問題とどのようにかかわっているか説明しました。途中でわからないことについて積極的に質問するなど、熱心に聞いている様子が見られました。最後にまとめとして、2日間で学習したことを木の葉の形の紙に書いて模造紙に描かれた木の幹に貼ってもらいました。一人ひとり書いてある内容が異なり、多くのことを学んだと思います。

学習の成果が大樹になりました!
今後も出前講座などを通して、森林や林業のことを知っていただけるように取り組んでいきたいと思います。
1日目の出前講座では最初に署長から、日本全国の国有林や日高北部森林管理署の管理する国有林について説明しました。児童からは森林組合との違いについて質問され、管理する森林を誰が持っているかの違いがあることを説明すると、とても納得していました。また、当署管内にあり、領海の外縁を根拠づける低潮高地である門別鼻南小島について説明した際には、初めて知ったと驚きの声を上げる児童もいました。

署長からの説明
次に振内にある森林事務所で勤務する職員から、森林内で見られる樹木の違い、北海道の森林の広さ、森林の働きが人々の生活をどのように支えているかについて講義を行いました。児童の中にはうなずきながら話を聞いている児童もいて、熱心に聞いていました。

森林事務所職員より講義
室内での授業の後、校庭へ出て2班に分かれ、フィールドビンゴとドローン操縦見学を交互に行いました。フィールドビンゴでは校庭の周囲に植えてある植物や樹木などの自然を観察し、ビンゴカードに書いてある特徴と同じものを見つけてスタンプを集めてもらいました。

先の尖った葉を持つ木を観察中
校庭にある樹木の高さを測定するために測竿(そっかん)を使用したのですが、最初は1mほどの測竿が10mまで伸びる様子を見てびっくりしていました。

測竿(そっかん)で木の高さを測定中
ドローン操縦見学では、業務においてドローンをどのように使用しているかを簡単に説明した後、職員によるデモンストレーションを行いました。ドローンを起動し、離陸させたときはプロペラから生じる羽音に圧倒されたり、自由自在に動く様子をじっと見ている児童など様々な反応が見られました。カメラを児童の方に向けて、コントローラーの画面に映すと、手を振ったりして喜んでいました。

ドローンの操作説明
24日の2回目は、森林散策を行ってからスウェーデントーチ製作体験をし、最後にカーボンニュートラルやエゾシカによる被害など、森林とのかかわりのある課題について話をしました。
森林散策では、小学校の付近にある遊歩道を歩き、樹木の名前や特徴について説明を行いました。
児童たちは樹木の葉や幹を見て職員に質問するなど、積極的に活動していました。また樹木だけでなく、幹から生えてきたキノコのほか、昆虫、動物の糞など様々なものを見つけ、同級生や先生と楽しんで活動していました。

職員へ質問
森林散策の後は、校庭へ移動し、スウェーデントーチ製作体験に取り組みました。2組に分かれみんなで力を合わせて鋸を引く様子がとても真剣でした。

スウェーデントーチ製作の様子
外での活動を終えたのち、カーボンニュートラルとエゾシカ被害の2つの話を取り上げ、森林がそれらの問題とどのようにかかわっているか説明しました。途中でわからないことについて積極的に質問するなど、熱心に聞いている様子が見られました。最後にまとめとして、2日間で学習したことを木の葉の形の紙に書いて模造紙に描かれた木の幹に貼ってもらいました。一人ひとり書いてある内容が異なり、多くのことを学んだと思います。

学習の成果が大樹になりました!
今後も出前講座などを通して、森林や林業のことを知っていただけるように取り組んでいきたいと思います。
(貫気別森林事務所 大久保)
お問合せ先
総務企画部 企画課
ダイヤルイン:011-622-5228