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北海道森林管理局

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    各地からの便り

    占冠中央小学校で森林教室を実施

    【上川南部森林管理署】


    令和6年7月18日(木曜日)、占冠森林事務所1221林班において、占冠村立占冠中央小学校の全校児童を対象(児童数30名)に森林教室を開催しました。

    開催当日は、数日前から気温が高い日が続いたため、熱中症対策として現地での時間を短縮した内容で開催することとなりました。

    最初に占冠中央小学校内で職員から森林教室開催に当たっての挨拶、本日のプログラムである森林内の動物の痕跡確認及び注意事項を説明した後、バスに乗車して現地に移動しました。

    到着後は、3グループに分かれ林内に入り、職員からの説明を聞きながら痕跡の確認をしました。
    痕跡箇所に移動
    痕跡箇所に移動

    森の中で初めて実際に動物の痕跡を見た児童たちは、特徴をよく観察していました。エゾシカの落ちた角から年齢が推測できることと、エゾシカがニレの樹皮を食べることについて説明した際は、「エゾシカは何年くらい生きるの?」「どれくらいの量の植物を食べるの?」など積極的な質問が出てくる場面もありました。
    痕跡の説明

    痕跡の説明

    痕跡の説明

    痕跡の説明
    痕跡の説明

    占冠中央小学校へ移動後は休憩をはさみ、今回の森林以外で確認した動物の痕跡(ヒグマの糞・マーキング、エゾシカの足跡・寝た跡)について写真を用いて説明しました。
    痕跡の補足説明
    痕跡の補足説明

    痕跡の説明終了後に、数名の児童から森林教室の感想を聞いたところ、「エゾシカの角で何歳か知れて良かった。」、「エゾシカが木の皮を食べることを初めて知った。」などの声がありました。

    また、森林教室終了後、全校児童に開催内容についてのアンケートに回答していただき、あわせては感想文もいただきました。
    アンケートの記載内容は「ササを食べた跡を探すのが楽しかった。」、「ほかの動物の足跡も見つけてみたい。」という好評が多くありました。
    また来年度の開催内容については、他の痕跡探し、木や葉を使っての工作、木の種類や特徴の解説、昆虫探しなどの要望の声がありました。

    今回の森林教室では児童たちが、森林内で確認できる動物の痕跡に対する興味をもっていることが伝わってきたので、来年度開催する内容について児童たちからいただいた意見を参考に工夫していきたいと思います。
    感想文
    全校児童から感想文をいただきました。
    ありがとうございました!
    (双珠別森林事務所 大谷)

    お問合せ先

    総務企画部 企画課
    ダイヤルイン:011-622-5228

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