造林事業の軽労化・効率化の取組みを民有林へ普及 ~民有林における機械による下刈の現地検討会を開催~
【上川北部森林管理署】
上川北部森林管理署では下川町、上川総合振興局北部森林室と共催による「民有林における機械による下刈の現地検討会」を7月18日(木曜日)気温31.4℃の中、下川町有林内で約150名の参加を頂き開催しました。
国有林では機械による下刈りを今年度から事業実行に取入れ、また、道有林においても「スマート林業」の実現に向けて、造林作業の省力化に取組んでいますが、一般民有林ではこのような取組みが進んでいない現状のため、民有林関係者を主体として町有林内で下刈り機械のデモンストレーションを行い、事業として活用できることを広く情報発信し、その活用に向けた現状認識、課題等について情報共有を行いました。

総勢150名程が参加

リモコン式草刈機のデモンストレーション
署長挨拶、下川町担当者の現地概要説明の後、刈り幅の異なる2機種3台でデモンストレーションを行い、植栽の列間は狭くても対応出来ることや速度調整が3~4段階あり、後退時でも刈払いが可能なこと、コントローラーは首から提げ片手の操縦が可能で、緊急時には手元においてエンジンを停止できることなどが説明され、体験操縦では熱心にチャレンジする方もいました。
その後、国有林、道有林の機械下刈りの現状や北海道スマート林業の取組みについて、各機関から説明を行い、今後、機械下刈り面積は大幅に拡大することや機械導入には補助金を活用できるメニューがあることも話題提供されました。
また、下刈り機械を稼働させるためには、地拵え・植付け段階から想定した作業が重要との認識も共有。
意見交換に入るとリモコン式草刈機の価格や刈刃の研磨について、処理した伐根の利活用、機械導入への課題等についての質問がありました。
また、北海道スマート林業EZOモデル構築協議会会長の澁谷先生から「最終的には機械にカメラをつけ、人間が歩き回らなくても作業が出来るようになることが本当の軽労化であり、下刈面積を増やすことも可能になるので、植栽方法も見直しが必要である」との講評をいただき、最後に上川総合振興局北部森林室 渡邉室長の挨拶で閉会しました。
今後も造林作業の軽労化・効率化を進め、民有林への普及の取組みを継続していく考えです。

操縦体験

伐根の乗り越え
国有林では機械による下刈りを今年度から事業実行に取入れ、また、道有林においても「スマート林業」の実現に向けて、造林作業の省力化に取組んでいますが、一般民有林ではこのような取組みが進んでいない現状のため、民有林関係者を主体として町有林内で下刈り機械のデモンストレーションを行い、事業として活用できることを広く情報発信し、その活用に向けた現状認識、課題等について情報共有を行いました。

総勢150名程が参加

リモコン式草刈機のデモンストレーション
署長挨拶、下川町担当者の現地概要説明の後、刈り幅の異なる2機種3台でデモンストレーションを行い、植栽の列間は狭くても対応出来ることや速度調整が3~4段階あり、後退時でも刈払いが可能なこと、コントローラーは首から提げ片手の操縦が可能で、緊急時には手元においてエンジンを停止できることなどが説明され、体験操縦では熱心にチャレンジする方もいました。
その後、国有林、道有林の機械下刈りの現状や北海道スマート林業の取組みについて、各機関から説明を行い、今後、機械下刈り面積は大幅に拡大することや機械導入には補助金を活用できるメニューがあることも話題提供されました。
また、下刈り機械を稼働させるためには、地拵え・植付け段階から想定した作業が重要との認識も共有。
意見交換に入るとリモコン式草刈機の価格や刈刃の研磨について、処理した伐根の利活用、機械導入への課題等についての質問がありました。
また、北海道スマート林業EZOモデル構築協議会会長の澁谷先生から「最終的には機械にカメラをつけ、人間が歩き回らなくても作業が出来るようになることが本当の軽労化であり、下刈面積を増やすことも可能になるので、植栽方法も見直しが必要である」との講評をいただき、最後に上川総合振興局北部森林室 渡邉室長の挨拶で閉会しました。
今後も造林作業の軽労化・効率化を進め、民有林への普及の取組みを継続していく考えです。

操縦体験

伐根の乗り越え
(森林技術指導官 西谷)
お問合せ先
総務企画部 企画課
ダイヤルイン:011-622-5228