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北海道森林管理局

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    各地からの便り

     砂坂海岸林で「江差北小・中学校小中一貫校海浜清掃」を開催

    【檜山森林管理署】


    令和6年5月30日(木曜日)、檜山森林管理署厚沢部森林事務所部内(江差町:砂坂海岸林)において、「江差北小・中学校小中一貫海浜清掃」を開催しました。
    この活動は、江差北小中学校と檜山森林管理署との間で結ぶ【遊々の森:なかよしの森】協定の取組の一つとして、海浜清掃を体験してもらいながら、緑化されてきた海岸林の歴史を学び、きれいな自然を守ろうとする意識を持ってもらうことを目指しています。また、児童生徒は事前にSDGsについて学習し、この活動に臨んでいます。
    今年は江差北小学校児童48名、江差北中学校生徒23名、校長先生をはじめ教職員の皆さん17名、当署職員9名の総勢96名が参加しました。
    開会式では、德永署長と江差北小学校校長より、砂坂海岸林の歴史や役割について説明があり、児童会長の挨拶と号令のもと小中学生合同の縦割り班(8班)で清掃活動を開始しました。
    開会式の様子
    開会式の様子

    ごみを回収している様子
    ごみを回収している様子

    児童生徒は班ごとに協力しながら、積極的にごみを拾い集めていました。中学生は率先して小学生に教えながら行動してくれており、また、大きなごみなど二人で協力して運ぶ様子も見受けられました。
    中学生が教える

    埋まっているポリタンクや浮き球などの大きな漂着ごみも多く、運ぶのが大変でしたが児童生徒は協力し合い、元気いっぱいゴミ拾いを頑張ってくれました。
    ゴミたくさん

    短時間の清掃活動でも、たくさんのごみが回収され、海岸の景色もとても綺麗になりました。
    去年の参加者より、今年は流れ着いたごみが少なかったと聞き、清掃し続けることの大切さを改めて知り、また、これからもこの清掃活動を積極的に続けていきたいと思いました。
    閉会式では、江差北中学校生徒会長より管理署職員へお礼の挨拶と、江差北中学校校長先生よりお礼と併せて、海洋ゴミについて「現在、年間800万トンの海洋ゴミが発生。このままだと2050年には魚よりもゴミが多くなるといった悲しい状況が見込まれている。そういう未来とならないよう活動していくことが大切」と話がされました。

    海浜清掃

    今年の海浜清掃も天候に恵まれ、安全に開催することができました。児童生徒の皆さんも、この活動を楽しんでもらえたと見受けられましたし、環境について考えていただけるきっかけになればと感じました。
    今後もこのような活動へ参加し、子供たちに自然について興味を持ってもらえるよう森林環境教育に力を入れていきたいと思います。


    (業務グループ 佐藤)

    お問合せ先

    総務企画部 企画課
    ダイヤルイン:011-622-5228

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