空中消火資機材の組立訓練を実施しました
【留萌北部森林管理署】
令和6年5月22日(水曜日)、留萌北部森林管理署、留萌南部森林管理署、北留萌消防組合消防署あわせて40名が参加し、空中消火機材の組立訓練を実施しました。
この訓練は留萌流域において、万が一林野火災が発生し市町村等から要請があった場合、迅速かつ円滑な初動対応ができるようにするためのものであり、空中消火資機材を保管している当署の羽幌森林事務所にて毎年行われています。
開会式の様子
訓練は、空中消火用水のうの組立方法のほか、給水ポンプ、消火薬剤溶解機の操作方法などを確認した後、実際に人を配置し、給水ポンプを稼働させ、消火ポンプで給水→溶解機で水と薬剤を調合→水のうに水を送り込むという作業の一連の流れで行いました。
給水ポンプの操作の様子
消火剤溶解機の説明の様子
空中消火用水のうの組立の様子
林野火災を経験した職員の貴重な体験談を踏まえ、水のうを供給する現地はヘリコプターの風圧が強く物が飛散することや、ヘリコプターの音で声が聞き取れないため事前に合図を決めておく必要があることなど、本番を想定して訓練に臨みました。
林野火災の現場や空中消火機材の取り扱いについて詳しい方々が減少していますが、知識や経験を継承し、いざというときに備え、毎年の訓練や日頃からの点検を引き続き実施していきたいと思います。
お問合せ先
総務企画部 企画課
ダイヤルイン:011-622-5228