
新得町立屈足南小学校 森林環境プログラム ~お仕事見学「森林の循環利用」~
【十勝西部森林管理署 東大雪支署】
11月20日(月曜日)新得町立屈足南小学校3・4年生の児童14名が、国有林の造材現場で「お仕事見学」を実施しました。
これは、「新得町は林業を昔から大切にしてきた地域であること」、「森林の循環利用には森林整備や木材生産のほか、生産された木材の活用が大切であること」などを学んでもらうことを目的に行ったものです。
当日は、最初に事前学習として、「間伐の実施する理由」「林業機械の名前」等の学習を行い、その後バスで造材現場へと向かいました。
事前学習(林業機械の説明)を実施しました。
到着後、最初にトドマツ造林木の胸高に輪尺をあてて何センチメートルになるかを見学。次に、チェンソーとザウルスロボでの立木伐倒を見学。
間伐ではありますが、木が倒れる迫力はかなりなもので、児童・先生からも歓声が上がりました。
胸高直径の測定方法を勉強
ザウルスロボの特徴等の勉強をしました。
ハーベスターでの伐倒(児童の歓声が沸きました)
その後、ハーベスターでの枝払い・造材では、機械のヘッドに丸太が挟まれ枝が払われることに驚き、また今まで見たことのない作業に驚いていたようでした。
ハーベスターアームの説明
土場では、運んできた木材をフォワーダからグラップルにより椪積みの見学。
土場での椪積み作業
フォワーダの運転席に座りオペレーターになった気分を味わい、1時間程度でありましたが、楽しく学習を行いました。
実際にフォワーダに乗車(オペレーターになった気分です)
現場でお世話になった業者さんにお礼のあいさつ。
帰校後は、現場見学のふりかえりを実施。
その中で「機械の金額はいくら位するの?」、「切った木は、何処に持っていくのですか?」等の質問があり、有意義な「お仕事見学」になりました。
帰校後のふりかえり
(森林技術指導官 相津)