
4年ぶりに砂坂海岸林で「江差北小・中学校小中一貫海浜清掃」が開催されました
【檜山森林管理署】
令和5年10月24日(火曜日)、江差町の砂坂海岸林において、4年ぶりとなる「江差北小・中学校小中一貫海浜清掃」が開催されました。
この海浜清掃活動は、当署の「国民参加の森林づくり」を進めるための制度の一つである【遊々の森:なかよしの森】協定に基づく取組であり、砂坂海岸林の歴史と地域のつながりについて児童生徒自身が考え、きれいな自然を守ろうとする意識をもってもらうことを目的としており、事前にSDGs等についての学習を学校にて受け本活動に臨まれています。
今年は江差北小学校児童45名・江差北中学校生徒23名・校長先生をはじめとする教職員の皆さん18名・檜山署職員9名の総勢95名が参加し、小中学生合同の縦割り班(8班)で清掃活動を行いました。
開会式の様子
児童、生徒たちは砂で歩きにくいなか、懸命に砂浜を歩き回りゴミを拾い集めていました。
また、中学生はゴミを拾いつつも小学生を気にかけながら作業しており、中には手をつないで一緒に回収している様子も見受けられました。
ゴミを回収している様子
海岸沿いのゴミを回収している様子
今回の清掃活動で回収したゴミは大小様々なものがあり、大きいものだとポリタンクやかご、小さいものはペットボトルや未開封のインスタントラーメンなどが落ちていました。
約1時間の清掃で想定していたよりも沢山のゴミが回収でき、見違えるように海岸が綺麗になりました。
様々な種類のゴミ
最後は閉会式を行い、江差北中学校校長先生からの挨拶と江差中学校生徒会長よりお礼の挨拶をいただき、無事に海浜清掃を終えることができました。
閉会式の様子
生徒会長挨拶の様子
海浜清掃活動は4年ぶりに開催ということでしたが、天候にも恵まれ無事に開催することができました。
この清掃活動を通して、子どもたちが環境のことを考えるよい機会になったと思います。
今後も砂坂海岸林での活動をきっかけに自然に関心を持ってもらえるよう、森林環境教育の推進に努めていきたいと思います。
(厚沢部森林事務所 更谷)