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北海道森林管理局

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    苫前小学校で森林教室「野山の探検」を開催

    【留萌南部森林管理署】


    令和5年9月27日(水曜日)、苫前町立苫前小学校1年生9名、2年生7名の計16名を対象とした同町教育委員会主催の森林教室が開催され、当署の職員が森の案内役を務めました。

    当署では同委員会と「国民参加の森林づくり」を進めるための制度の一つである「遊々(ゆうゆう)の森」の協定を結び、子どもたちがさまざまな体験活動や学習活動を行うフィールドとして、同町三渓(さんけい)地区の国有林に「森の楽校(がっこう)サンケベツ遊々の森」を設定するとともに、その活動の支援を行っています。

    当日はまず午前の部で、この森の探検を行いました。

    開会式では児童たちから挨拶に続き、当署から職員紹介、林内での注意点をお話し、早速、探検に出発しました。
    林内に入ると、案内役の首席森林官から木の特徴や森の生き物たち、私たちが行っている森の仕事についてお話をしました。
    子どもたちはどの話にも夢中で、森林官にたくさんの質問をしていました。
    興味津々な子どもたち
    木の実の話に興味津々

    シカについてのお話を聞く生徒たち
    シカについての話を聞く児童たち(手にはしっかりシカの角が・・)

    森の話の後は、職員によるチェーンソーの実演を見てもらいました。
    子どもたちは実際に丸太を切っている様子をみて、「もう一回!」とアンコールが出るほど興味津々でした。
    チェンソー実演
    チェーンソー実演見学の様子

    その後は林内を自由に散策し、葉っぱや木の実などを集めました。
    クルミをたくさん集める子やホオノキの大きな葉っぱや実を探す子など、それぞれ気に入ったものを集め、満足した様子でした。

    午後の部では教室に戻り、落ち葉を使った万華鏡作りに挑戦です。
    子どもたちは紅葉した葉っぱを切り、工夫しながらオリジナルの万華鏡を作成しました。

    作成中のものを覗かせてもらうと、赤色の葉っぱを多く使った秋らしいものや様々な葉っぱを細かく切ってたくさん詰め込んだカラフルなものなどがあり、それぞれ個性いっぱいの万華鏡に仕上がりました。

    万華鏡作りの様子
    万華鏡作りの様子

    上手にできたかな?
    上手にできたかな?

    最後は万華鏡の周りに探検で見つけた葉っぱや木の実、森の様子など思い思いの絵を描き完成です。
    完成後はみんなで記念写真を撮影し、子どもたちからのお礼の挨拶をいただき終了となりました。

    頑張って作りました!(1年生)
    頑張って作りました!(1年生)

    きれいな万華鏡ができました!(2年生)
    きれいな万華鏡ができました!(2年生)

    子どもたちからは「森の探検も万華鏡作りも楽しかった!!」という感想をもらうことができ、私も森林教室に参加することができて良かったと感じました。
    今後も子どもたちが森林について関心を持ってもらえるよう取り組んでいきたいと思います。

    (増毛森林事務所 多田)