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北海道森林管理局

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    赤井川村で行われた「カルデラの森」森林環境保全整備活動について

    【石狩森林管理署】


    令和5年8月26日(土曜日)、赤井川村の冷水峠に位置する「カルデラ展望所」において、同村主催の景観維持のための森林整備活動が行われました。
    令和5年8月26日(土曜日)、赤井川村の冷水峠に位置する「カルデラ展望所」において、同村主催の景観維持のための森林整備活動が行われました。
    活動が行われたカルデラ展望所は、冷水峠の村道沿いにあり、隣接する国有林が平成16年の台風18号により風倒木被害を受け展望が良くなった箇所であり、植栽復旧した後、赤井川村が開設したものです。
    赤井川村を囲うようにそびえたつカルデラの山々を望むことができ、天気が良ければ、羊蹄山が顔を出す素晴らしい景観となっており、晴れた日の早朝には、雲海を見られる日もあるそうです。
    令和5年8月26日(土曜日)、赤井川村の冷水峠に位置する「カルデラ展望所」において、同村主催の景観維持のための森林整備活動が行われました。

    石狩署と赤井川村では、この素晴らしい景観を地域の方々や観光で来られた方々に楽しんでいただくため、この植栽復旧した国有林を対象とし、平成30年度に「ふれあいの森における森林整備活動等に関する協定」を結び「カルデラの森」と名付けました。
    それ以降毎年度、展望の妨げとなる造林木の枝払いや雑草木等の刈払いを当署と赤井川村が連携して行うこととし、景観維持に取り組んでいます。

    さて、今年度は、この活動の準備作業として、赤井川村では活動範囲内の笹刈りを行い、当署では除伐する木にピンクテープを巻きました。
    さて、今年度は、この活動の準備作業として、赤井川村では活動範囲内の笹刈りを行い、当署では除伐する木にピンクテープを巻きました。

    活動当日は天気に恵まれ、連日猛暑が続いていたことも踏まえ、活動時間の短縮やこまめな水分補給など、体調に気を付けながら、除伐やカラマツ造林木の枝払い作業を行いました。
    今年はキロロリゾート関係者の皆さんの参加もあり、去年にも増して多くの方々と迅速に作業を進めることができました。
    今年はキロロリゾート関係者の皆さんの参加もあり、去年にも増して多くの方々と迅速に作業を進めることができました。

    本活動は、今年で5年目になります。
    皮肉にも、風倒木被害後に植栽した造林木の成長に伴い展望が悪くなったことがきっかけで始まったもので、途中、新型コロナウイルスの影響で中止になった年もありましたが、今年も赤井川村の方々と森林整備活動を続けることができて大変嬉しく思っています。
    今年はキロロリゾート関係者の皆さんの参加もあり、去年にも増して多くの方々と迅速に作業を進めることができました。

    これまでの5年間の活動によって「人と自然が育む美しい村」赤井川村とカルデラの素晴らしい景観を見渡すことができます。
    赤井川村にお越しの際は、是非立ち寄ってみてください。

    (余市森林事務所 村瀬)