
「縁桂森林フェスティバル」を開催
【檜山森林管理署】
令和5年9月23日(土曜日、秋分の日)、乙部町富岡地区にある当署のレクリエーションの森である「縁桂(えんかつら)風景林」で「縁桂森林(もりもり)フェスティバル」(実行委員会主催)が開催され、町内外から約250名が参加しました。
このイベントは地元の名木と親しんでもらうことを目的に平成14年より開催されており、今年で19回目となります。
縁桂(高台からの風景)
縁桂は平成12年に「巨樹・巨木100選」に選定されており、樹齢500年、高さ40メートル、幹の周囲が最大で6.1メートルあるカツラの大木で、隣り合う2本の木から伸びた枝が地上7メートルのところで結合している「連理の木」と知られ、古来より縁結びの神様が宿ると崇められてきました。
女性は右側の木に、男性は左側の木に触れると縁が結ばれると、言われています。
また、平成29年には「日本美しの森 おすすめ国有林」に選ばれ、乙部町の有名観光スポットになっています。
縁桂に向かう参加者
参加者は、縁桂までの約1キロメートルの遊歩道を小雨交じりの中、緑豊かな自然を感じながら、散策しました。
小学生の子供達はクマよけに設置してある鐘(4箇所)を鳴らしながら元気よく縁桂に歩いていました。(大人の方も鳴らしていましたが)
クマよけの鐘を鳴らす参加者
良縁に恵まれますように・・・
縁桂前では、乙部八幡神社の宮司による神事が行われ、参加者は幹に触れて良縁を祈っていました。
女性は右側の木に触れると・・・
雨は正午前に上がり、縁桂までの森林浴を楽しんだ後は、森林公園駐車場において地元農産物が格安で販売され、ジャガイモやカボチャの塩煮が無料で振る舞われるなど大好評のうちに終了しました。
(森林整備官 中野)