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北海道森林管理局

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    ドローン講習会を開催

    【総務企画部 業務調整課】


    令和5年9月7日(木曜日)に網走南部森林管理署において、ドローン講習会を実施しました。

    当講習会は、若手職員やドローンの操作について経験の浅い職員を対象として、安全かつ十分な活用ができるようになることを目的に、各森林管理署等を巡回しながら実施しているものです。
    今回は、網走南部森林管理署職員15名、知床生態系保全センター職員2名に加え、オホーツク総合振興局東部森林室からも4名の参加を頂きました。

    座学講義の様子
    座学講義の様子

    午前中は森林管理署内の会議室において、座学講義を行いました。

    安全にドローンを飛行させるための注意点や関係法令の説明から始まり、自動でドローンを飛行させる手法の説明や、撮影した画像からオルソ画像(※)を作成する手順の説明を行いました。
    ポイントやちょっとしたコツなどを紹介しながら説明することで、より実践的な理解を深めました。

    (※)オルソ画像:ドローンなどで撮影した航空写真を地図と同じように真上から見たゆがみのない画像に変換したもの。

    タブレット端末で自動飛行計画を作成
    タブレット端末で自動飛行計画を作成

    講義の終盤には3~4人で一組になり、タブレットを使って自動飛行の計画を作成しました。
    各グループで若手職員と中堅職員が意見を交わしながら、積極的に取り組む様子が見られました。

    振興局の職員の方々とも導入機材やその活用状況などについて、様々な情報交換をすることができました。

    操縦訓練の様子
    操縦訓練の様子

    午後からは森林管理署に近い小清水町内の国有林において、操縦訓練を行いました。
    初めてドローンに触れた職員からは、「上達して明日からでも使いたい」という声が聞こえたり、「こういうことは出来ないだろうか」という相談があったりと今後の活用に向けての積極的な姿勢がみられました。

    当日、森林管理署周辺は不安定な空模様でしたが、現場ではそれまで降っていた雨も収まり、予定していたすべての講習内容を無事に行うことができました。

    今後も講習会を通してドローンに関する技術の普及を図るとともに、職員からのリクエストにも応えていくことで国有林管理の効率化につながる技術の探究・推進を目指していきたいと思います。
    さらに、各関係機関との連携を強化し、日頃の情報交換や緊急時における協力体制の構築などにも努めてまいります。

    (業務調整課 情報管理係 飯田)