
ニッカの森で森林整備を行いました
【石狩森林管理署】
令和5年9月2日(土曜日)、小樽天狗山でニッカウヰスキー北海道工場の方々とアカエゾマツの枝打ちなどの森林整備を行いました。
石狩森林管理署は、令和元年度からニッカウヰスキー北海道工場と「社会貢献の森」として国民参加の森づくりの森林整備協定を結んでおり、今年で5年目となる活動には同工場から11名の参加がありました。
開会式では、森林官から作業内容や熱中症対策、移動時の注意事項などの説明を行い、林内に移動しました。
開会式の様子
林内へ向かう際、工場の方々にとって馴染み深くウイスキー樽にも使用されるミズナラが生育している様子を観察しました。
また、触れるとかぶれを起こすツタウルシについても、作業中触れることがないよう、実際に実物を見てもらいながら移動しました。
ミズナラの説明
ツタウルシ
現地に着くと、再び森林官からのこぎりの扱い方や注意点、作業範囲などについて実演を交えながら説明を行いました。
作業範囲については、石狩署職員が事前に林地の草刈りや、枝打ち範囲の境界にピンクテープを取り付けていました。
枝打ち実演の様子
参加者の皆さんは、林地で足場が悪い中、手の届く範囲で枝を落としたり、造林木に絡みつくブドウヅルやサルナシなどのつる植物を切ったり1時間ほど汗を流しました。
枝打ちの様子
林内は不要な枝が落ち、すっきりしました。作業前と作業後とでは、こんなにも印象が違います。
枝打ち前
枝打ち後
枝打ちした木々がウイスキーの熟成とともに立派に成長するのを心待ちにしたいと思います。
作業を終え清々しい顔で写る皆さん
(余市森林事務所 村瀬)