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北海道森林管理局

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    占冠中央小学校で森林教室を実施

    【上川南部森林管理署】


    令和5年7月18日(火曜日)、占冠村中央地区の国有林において、占冠村立占冠中央小学校の全校児童(33名)を対象に森林教室を開催しました。

    この教室は、森林環境教育の一環として毎年行われており、同小から講師の派遣依頼を受け、当署から講師として森林官が協力しました。

    開催当日の早朝に雨が降り危ぶまれましたが、8時頃には晴天となり、気温もどんどん上昇し暑い中での開催となりました。最初に本署職員から森林教室にあたっての挨拶、本日のプログラム、注意事項を説明したのち、1つ目のプロクラムの「森のビンゴゲーム」を始めました。

    森林教室の内容説明
    森林教室の内容説明

    「森のビンゴゲーム」にあたっては、こちらで用意したビンゴカードをグループごとに配布し、ビンゴカードの16個(4×4)に書かれているお題(「まるい葉」、「ギザギザ葉」など)と同じものを探してもらいました。

    森のビンゴゲーム

    森のビンゴゲーム

    林内を散策した後は、各クループから探してきたものを発表してもらいました。限られた時間のなか、お題に書かれているものを探すのに苦労したグループもいれば、16個すべて探したクループもいました。

    説明
    森のビンゴゲーム
    ビンゴカード
    森のビンゴカード

    休憩をはさみ、2つ目のプログラム「森林と水の話」を実施しました。
    ここでは紙芝居「雨水のぼうけん」(林野庁近畿中国森林管理局箕面森林ふれあい推進センター制作)を用いて、森林と水のつながりについて、お話ししました。

    プログラム終了後、数名の生徒から森林教室の感想を聞いたところ、「森にはいろいろな葉の形が知れてよかった。」、「きれいな水は森のおかげ」などの声がありました。

    生徒からたくさんの挙手
    生徒からたくさんの挙手!

    また森林教室終了後に、開催内容のアンケートに記入していただき、3、4年の生徒からは感想文をいただきました。
    アンケートの記載内容は「森の知らなかったことを知れて良かったです。」、「きれいな水を飲めるのは森林のおかげだということを改めて知ることができた。」という好評や「(森林と水の話で)とてもよく内容は分かったけど、もっとストーリーっぽくメリハリをつけて話してほしかったです。」という声もありました。
    また来年度の開催内容については、木や葉を使っての工作、木の種類や特徴の解説、昆虫探しなどの要望の声がありました。

    今回の森林教室では生徒たちが森林に対する興味をもっていることが伝わってきたので、来年度開催する内容について生徒達からいただいた意見を参考にしたいと思います。

    小学校からのお礼3、4年生から感想文をいただきました。ありがとうございました。

    (双珠別森林事務所 中永)