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北海道森林管理局

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    各地からの便り

    造林の低コスト化に向けた勉強会

    【留萌北部森林管理署


    令和5年8月2日(水曜日)に「造林の低コスト化に向けた勉強会」を天塩町国有林において、留萌振興局森林室のほか、当署管内の町村林務担当者、森林組合などの方々を参集して、総勢40名で開催をしました。

    具体的な内容は、低密度植栽と下刈り省力化の取組をテーマに当署職員が説明し、造林の低コスト化に向けた情報共有を実施しました。

    勉強会の様子
    勉強会の様子

    低密度植栽については、当署における低密度植栽実施予定箇所の現地説明から始まり、施業コスト削減などの実施することによるメリットやほかの地域における事例の説明を行いました。

    低密度植栽の説明の様子
    低密度植栽の説明の様子

    下刈り省力化については、下刈り機械や下刈り回数削減に関する説明とともに、当署における下刈り省力化の取り組み状況について紹介しました。また、2つのテーマの説明後には、技術普及課担当企画官からコンテナ苗の有効性に関するコメントがあり、より勉強会の内容が濃いものとなりました。

    下刈り省力化の説明の様子
    下刈り省力化の説明の様子

    説明した内容は、今後の「新しい林業」の内容に沿った新しい技術であることから、民有林の方々に普及啓発できたことは大変有意義であったと考えており、造林の低コスト化を進めていくうえで重要になると思われます。

    今後においても民有林の方々と連携して、情報共有を図っていきたいと考えています。

    (業務グループ 小澤)