各地からの便り

北海道・木育（もくいく）フェスタ2023 第73回北海道植樹祭

開催テーマ～届けよう未来の世界にこの緑～

令和5年5月28日（日曜日）、厚真町字幌内において「第73回北海道植樹祭」を開催しました。
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この植樹祭は、北海道、北海道森と緑の会、林野庁北海道森林管理局が道民参加による協働の森林づくりを進めるため、「森づくり」や「木づかい」に係る一連のイベントを一体的に行う「北海道・木育フェスタ」の一環として開催しているものです。
今年は胆振東部地震から5年の節目を迎えることから、厚真町を会場とし、被災地域において、森林の再生と地域の復興が一層進むよう願いを込めました。

式典では、主催者を代表して鈴木直道北海道知事より「森林の再生と地域の復興が一層進むようにと言う願いを込めながら植樹を行わせて頂きます。森林の大切さや森づくりの楽しさをみなさんとともに一緒に体感したいと思います。」と挨拶があり、続いて地元、宮坂尚市朗厚真町長による地元歓迎挨拶がありました。

次に、上練三北海道森林管理局長から「緑の宣言」を行ってくれる厚真町、安平町、むかわ町の3町の児童に、「豊かな森は私たちの生活に様々な恵みをもたらすので、北海道の豊かで美しい森を育てて行きましょう」と激励の言葉を贈りました。
式典の最後に3町の児童が元気に「緑の宣言」を行った後、参加者全員でアカエゾマツ、カラマツ、シラカバ、ケヤマハンノキ、ヤチダモの苗あわせて1,000本を植樹しました。

シカに食べられないように食害防止資材を設置しました。

また、植樹祭会場内に「木育ひろば」を開設し、森林整備の重要性、木材利用の意義等についての普及啓発の取組紹介、胆振東部地震からの復興及び森林再生の取組紹介、周辺地域のPR等を行いました。

当日は天気に恵まれ、地元の厚真町、安平町、むかわ町をはじめ、札幌市などから約790名の参加者が植樹などを楽しみました。