|
|
|||
QGIS講習会を実施しました【網走西部森林管理署】 令和5年1月から3月にかけて、QGIS講習会を実施しました。 GISとは、地理情報システムのことで、パソコン上に地図に関係するデータファイル、画像、文字情報、座標データ等を自由に配置・加工できるシステムのことをいい、QGISは、無償で世界中に公開され、誰でも自由にインストールや改変できるソフトウェアです。  「QGISとは」の説明から講習会は始まります 網走西部森林管理署では、遠軽地域で森林整備推進協定を締結しており、路網の整備や間伐等の森林施業を流域一体で進めるべく、新たな施業地の選定に向けて署内サポートチームを立ち上げ、このQGISの普及を図る取組を進めています。 また通常の業務においても、森林情報の管理を地理情報と統括的に行える等、活用するメリットは非常に大きいと言えます。  熱心に講習に参加 受講者の習熟度に合わせ「入門編」「活用編」「応用編」に分け、計9回・延べ33名が参加しました。  複数の画面を見ながら操作 「入門編」では、「基本操作を学び、業務で使えるスキルを身につける」をテーマとして、ソフトウェア導入方法、インターネットの地図タイル表示、座標形式、ファイル形式、レイヤー編集等の講習を行いました。 「活用編」では、「Excelデータを活用し、地図帳機能で図面を作成する」「GPSとデジカメのデータを活用する」をテーマとして、プラグインのインストール、Excel・CSVとの連携、地図帳機能、GPS・デジカメ連携等を行い、「応用編」では、「ネットワーク解析を学ぶ」をテーマとして、地点間の経路や距離の解析、平均集材距離算出等を行いました。  習熟度に合わせて複数回講習を行いました 参加者からは「丁寧な説明が有意義だった」「実際の業務で大いに活用できる」「慣れるのに時間を要するが、今後実践で活用しつつ理解を深めたい」等、好評でした。  これからもICT技術の向上を目指していきます 今後林業の分野においても、流域単位での施業の効率化や森林情報の活用を進めるにあたり、ICT技術は欠かせないものであり、QGIS講習会の取組を継続していきたいと考えています。 （森林技術指導官 桶川） |
お問合せ先
総務企画部 企画課
ダイヤルイン：050-3160-6271
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。
