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札幌市立平岡南小学校にて出張授業を実施!【総務企画部 企画課】 令和5年2月13日(月曜日)札幌市立平岡南小学校にて小学校5年生を対象にした出張授業を実施しました。 北海道森林管理局では、令和4年度より国有林をはじめとする森林や林業の役割を知ってもらうため、広報活動の改善に取り組む、広報ワーキングチームを立ち上げました。 広報ワーキングチームでは、小学5年生が社会科で、森林や林業について学ぶことに着目し、この機会に森林管理局や森林管理署等の職員が、学習のサポートをすることについて検討しており、その一環として取り組みました。 出張授業では、最初に全道各地の国有林で活躍する森林官の装備を紹介しました。 腰に鉈や鋸と一緒に身につけている鈴はどんな用途で身につけているかクイズを出題したところ、すぐに多くの手が挙がり、なんと一人目で「熊に会わないため」と正解が飛び出し職員一同子どもたちの知識の多さに驚きました。 ![]() クイズに手を上げる児童 そして今回の授業のメインイベント、チェンソーの実演では子どもたちもエンジンの大きな音に驚きながらも普段なかなか見ることのできないチェンソーに興味津々の様子でした。 チェンソー対ノコギリの結果は、ノコギリを使用した職員が一度伐り終わるまでにチェンソーを使用した職員が4回伐り終わるという圧倒的な差でチェンソーの勝利となりました。 また、チェンソーの他に森林で活躍している高性能林業機械について、解説を交えながら動画で紹介しました。 ![]() チェンソー対ノコギリ 途中休憩を挟む余裕も見せながらチェンソーの勝利! 森林クイズでは答えを体育帽の表裏の色で回答してもらいましたが、森林や林業について授業で勉強済みの児童たちには簡単だったのか、我々の予想を上回る正解率の高さにこちらも職員から驚きの声が上がりました。 ![]() 問題を出してすぐに正解の色を被る姿に終始驚きっぱなしでした 終盤に行われた質疑応答では「熊に実際に会ったことはありますか?」という質問に職員が経験談を話すなど、実際に国有林内で仕事をしている職員ならではの回答があり、児童たちも興味深そうに話を聞いていました。 ![]() 熊に会ったときに死んだふりをするのは効果がないそうです 授業の終わりに児童たちから今回の授業について「森林の大切さを感じた」「人が森林を育てていることに驚いた」「林業について詳しく分かった」の感想をもらいました。 今回の授業を通して子どもたちには、あまり馴染みのない「林業」という言葉を身近に感じてもらえたと感じました。 広報ワーキングチームでは、今回の取組を踏まえ、さらに検討を深め、教材の開発などにも取り組みたいと考えています。 (広報ワーキングチーム 佐藤(桃)) |
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