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上川地域フォレスターの集いを開催【上川中部森林管理署】 令和5年2月21日(火曜日)、今年度第2回目の上川地域フォレスターの集いを下川町渓和町有林及び市街地において行いました。 当日は、下川町1名、幌加内町1名、上川総合振興局南部森林室4名、北空知支署2名、上川北部森林管理署1名、上川南部森林管理署1名、上川中部森林管理署3名の森林総合監理士等計13名が参加しました。 今回のテーマは、「中間土場(ストックヤード)の整備について」とし、上川北部森林管理署前にて本日の概要説明をした後、町有林で伐採事業の概要説明と、中間土場で土場の概要説明と意見交換を行いました。 当日は、マイナス20度を下回るきびしい環境でしたが、まぶしいくらいの日差しもあり、あまり寒さを感じませんでした。 本日の概要説明では、テーマや目的について説明がありました。 ![]() 概要の説明 現地の事業箇所には土場が設置できないこともあり、中間土場で丸太を一時堆積し、販売を行っている。 そのことにより、業者は材を買いやすく、輸送もしやすいとの声がありました。 除雪経費が削減できる。セミトレーラーによる輸送も可能となり、輸送コストも削減できる。 国有林材との協調出荷が可能となる。など話されました。 また、事業地ではスマート林業のモデル地区として、木材検知システムの実証試験が行われていました。 ハーベスターによる検知と実際の誤差がどれだけあるのか、その精度を上げることで検知作業が不要となります。 また通信機器の整備によりそのデータや物件がリアルタイムで熟覧できるというものでした。 ![]() 現地説明の様子 ![]() 意見交換の様子 中間土場では、作設の経緯が説明されました。 広さ5千平方メートルの土場に約千立方メートルほどの材が椪積みされ、販売されるのを待ちかねているかのようでした。 また、来年度は国有林から、千5百立方メートルほどの搬入を予定しているとのことでした。 ![]() 中間土場の視察の様子 中間土場の整備は、北海道森林管理局の重点取組事項ともなっており、メリット等を踏まえ市町村林務担当者と事業地の把握と連携疎通し、進めていければと考えます。 (森林技術指導官 橋本) |
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