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21世紀・アイヌ文化伝承の森プロジェクト「シマフクロウ巣箱設置」【日高北部森林管理署】 令和4年12月1日(木曜日)寒さが厳しい中、プロジェクトの活動の一環で、株式会社 平取町アイヌ文化振興公社のメンバーを中心にシマフクロウの巣箱を平取町内の国有林内に設置しました。 シマフクロウ環境研究会代表の竹中 健 氏が餌となる魚がいる川が近いなどシマフクロウの目線で選んだ木(イタヤカエデ)にFRP製の巣箱を設置しました。 この巣箱にはテンなどの侵入を防止するカバーが取り付けられ、また、本来シマフクロウは、天然の大径木の樹洞を巣としますので、本来の巣の環境に近づけるため、このFRP製の巣箱には、内部に木の皮や木片を敷き詰めています。 巣箱、巣材、梯子、ロープ等のほかに儀式用の物も現地まで運搬 カムイノミの儀式 この巣箱設置作業を実施する前にアイヌのカムイノミの儀式を行い、安全祈願し、無事終了したのちにも感謝のカムイノミを行いました。 樹上では竹中氏より、株式会社 平取町アイヌ文化振興公社職員が手順や巣箱の固定のポイント等について学びながら、共同で作業しました。 背面が平らな巣箱を木の膨らみを避けながら固定するのは大変です。 設置完了 無事を感謝 シマフクロウが利用してくれる日が来ることを祈りつつ…。
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