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総合的な学習の時間「職場体験学習」【胆振東部森林管理署】 令和4年10月17日(月曜日)~18日(火曜日)にかけ、白老中学校2年生2名が「職場体験学習」で胆振東部森林管理署の仕事を体験しました。 「職場体験学習」は町内のお店や会社など様々な「職場」で行われている実際の仕事を中学生が「体験」を通じて、やりがいや苦労を実感し、生徒自身の進路に対する意識の向上や、職業観を高めることをねらいとして行われています。 ![]() 署長室にてよろしくお願いします ![]() 皆さんはじめまして 一日目は、ポロト国有林で木の体積(材積といいます)を測る実習を行いました。 輪尺を使用して木の直径を測ります。 測る位置は地上から1.3メートル(胸高直径)の高さで山側一方差し(山側から測る)です。 次にレーザー測距器を使って木の高さを測ります。 ![]() 中学生だと肩ぐらいの高さかな ![]() 何センチメートル位あるのかな~ ![]() レーザー測距器で木のてっぺんを覗き込みます。 ア~首が痛い。 ポロトビジターセンターで昼食を取り、午後からは治山工事現場に移動しました。 樽前国有林・熊ノ沢導流提の工事現場では、シュミットテストハンマーという機械を使ってコンクリートの強度を測定しました。 熊ノ沢導流提は樽前山の噴火に備えた施設の内の一つとして、現在工事が行われています。 ![]() なかなか上手く行かないな 次に、ドローン操作を見学しました。 職員が工事現場周辺を慎重に飛行させながら、タブレットに映る自分たちの姿に歓声を上げるなど、今回の職場体験で一番楽しんでいたようです。 その後、令和3年度に完成した鋼製の治山ダムを視察しました。 このダムは、北海道の国有林治山の中でも有数の規模を誇る大きさです。 ![]() でっかいど~ 二日目は、生産現場へ行き高性能林業機械を主に見学しました。 森林作業道作設から伐倒・木寄せ・枝払い・玉切・集材・巻立と一連の作業を、高性能林業機械を動かしながら説明を受けました。 ![]() フェラーバンチャザウルスによる玉切 ![]() フォワーダによる集材(運搬) ![]() 高性能林業機械に乗せてもらいました 二日目の午後からは管理署にもどり会議室で、二日間を振り返って生徒からの感想・質問などを話し合い、最後には二人から「二日間じゃ足りない」「もっともっとここで体験したい」「明日も来てもいいですか?」等の発言も飛び出しました。 実はこの二人、クワガタやカブト虫にかなり詳しく、昆虫取りを普段からするため、山にはよく入ってるそうで、山での体験が出来ると管理署の体験を熱望したそうです。「将来ここで働きたい、ここに入るにはどうしたらいいですか?」という質問に対し、次長から「勉強をたくさんして、試験に合格しないといけません」と聞かされた二人はなぜかガックリ肩を落としていました。 ![]() 現場での体験を終え会議室にもどった二人、何か物足りなさそう 後日、お礼状とともに職場体験学習の報告会への招待状をいただき、11月5日に開催された報告会で、二日間の職場体験学習で学んだこと・体験したことを自分たちで編集し、森林管理署の仕事が分かりやすい内容で発表しました。 また、質問にも堂々と応える姿に頼もしく感じた報告会でした。 ![]() 職場体験学習の報告会で発表する二人
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