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令和4年度 国有林モニター現地見学会を開催しました【北海道森林管理局】 令和4年10月29日(土曜日)に、石狩森林管理署管内の国有林において、令和4年度国有林モニター現地見学会を開催しました。 林野庁では、国民の意見・要望を把握し、国有林野の管理・経営に役立てるため、国有林モニター制度を設けています。 当日は、道内各地の国有林モニター31名が参加し、間伐と植付の現場を見学しました。 午前の見学地は、恵庭市の間伐の森林整備事業の現場で、荻原石狩森林管理署長からの事業概要と現地で作業している(株)小玉さんから、伐採等を行う高性能林業機械の説明を行いました。 荻原署長からの概要説明 続いて、ハーベスタによるトドマツの立木の伐採から長さがそろった丸太にするまでの実演と、グラップル付きフォワーダによる丸太の運搬と丸太を山積みにする一連の作業を見学しました。 ハーベスタによる立木伐採の実演 午後からは、千歳市内で、令和3年と4年にカラマツの植え付けを行った箇所を見学しました。 オレンジのヘルメットとベストは狩猟安全対策です この場所では、省力化のために、伐採時に発生する枝葉などをクラッシャーで粉砕して植付作業を効率化することや、大苗を植えることで下刈りを省略することなど、様々な試行をしています。 荻原署長が試行の内容を説明しながら、実際に植林した苗木の生育状況を見ていただきました。 コンテナ苗を植える道具”オーガ”です モニターの皆さんは、初めて見る高性能林業機械に驚かれており、また、高性能林業機械の値段や植付後の管理方法などたくさんの質問が出されました(ちなみに、ハーベスタの値段やざっと家一件分くらいとのことです)。 今回の現地見学会により、普段見られない間伐や植付の林業の現場作業について、理解を深めていただけたものと思います。 参加していただきましたモニターの皆様ありがとうございました。
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