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「南小の森」で森林教室を実施しました【上川北部森林管理署】 令和4年9月30日(金曜日)に、名寄市立名寄南小学校との「遊々の森」協定により設定している「南小の森」において小学3年生(72名)を対象とした今年度2回目の森林教室を実施しました。 今年度は小学校の要望により、1回目と今回の2回目どちらも野外での活動をメインとした内容としました。 「遊々の森」南小の森 前回の1回目は7月8日に実施しました。 森林の土と学校のグラウンドの土が入った2つのペットボトルに水を入れて保水力の違いについて見てもらう「土壌の吸水実験」と、班ごとで選んだ木について自分たちなりに観察してもらう「木のインタビュー」を行いました。 「土壌の吸水実験」は班によって実験結果にバラつきはありましたが、土の違いや水をよく吸い込む理由については理解してくれたようです。 吸水実験についての説明 「森のインタビュー」では、現地の木の中から好きな木を選んでもらい、どんな特徴があるかを観察してもらいました。 「この木の葉っぱギザギザしているよ」と児童たちは気づいた特徴を熱心にワークシートにメモしていました。 熱心に特徴を調べています 2回目の今回は、カミネッコンを用いた「植樹体験」と木の名前を当ててもらう「樹種当てクイズ」を行いました。 植樹体験では、ミズナラ、イタヤカエデ、シラカンバなどの苗木を植えてもらいました。 児童たちは苗木を傷つけないよう丁寧に、段ボール製ポットのカミネッコンに移植しました。 カミネッコンに苗木と土を入れ移植 カミネッコンを並べて植樹完了、大きく育ってね 樹種当てクイズでは、児童たちがそれぞれ調べてきた情報を頼りに何の樹種かを当ててもらいました。 中には実物の葉や種などを手に取りながら考えている児童や事前学習の成果を発揮し「この木はイタヤカエデ!」と即答する児童もいました。 樹種当てクイズの様子 児童たちは「遊々の森」に行けるのをとても楽しみにしていたようで、休憩時間中も木や花・昆虫に触れながら散策をしていました。 今年度の名寄南小学校での森林教室は、これにて終了となりますが、今後とも自然に興味を持ってもらえるような森林環境教育を進めていきたいと考えています。
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