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留萌南部署にインターンシップが来ました【留萌南部森林管理署】 国有林では森林管理局・署等での就業体験実習を通じて、大学生等の学生意識を醸成し、国有林野事業に対する理解を深めてもらうことを目的として、インターンシップを実施しており、留萌南部森林管理署でも令和4年9月12日(月曜日)から9月15日(木曜日)までの4日間、帯広畜産大学の学生1名を受け入れました。
受講生の希望する業務分野としてドローン関連業務や治山林道工事、生産・販売や高性能林業機械による伐採作業とあったことから、実際の現場を多く体験できるようなカリキュラムを作成し実施しました。 1日目はカリキュラムの説明、署長から林野庁の組織概要、管内概要の説明のあと、民有林連携、治山事業の講義、午後からは治山施工箇所の見学を行いました。 ![]() 署長から組織・管内概要説明 ![]() 治山工事箇所見学 2日目は森林計画・造林事業、ドローンの講義と午後からは実際にドローンを活用した取組の一部として自動撮影の見学と撮影画像をパソコンに取込みオルソ化までの作業を行い業務で活用している説明を行いました。 ![]() 携帯レーザー距離計の操作 ![]() 造林事業の講義 ![]() ドローン操作の講義 3日目は一日かけて生産事業の講義と当署での事業が休止中であることから北空知支署の協力を得て、同署管内の生産事業実施箇所において、高性能林業機械の作業状況や丸太の検知について見学しました。 ![]() 生産事業の講義 ![]() 生産現場で高性能林業機械の見学 最終日4日目は林道事業の講義、工事施工箇所の見学、午後からは首席森林官から森林事務所の業務の講義、そして最後に若手職員との意見交換を実施し、4日間のインターンシップは終了しました。 若手職員との意見交換では、採用試験に向けての勉強方法や注意するポイントなどについてアドバイスを聞いたり、転勤の不安や担当業務が変わることへの不安などについても意見交換され予定時間を大幅に超えた交流となりました。 ![]() 林道施工箇所の見学 ![]() 首席森林官から森林官業務の説明 ![]() 若手職員との意見交換 受講生からは「あっという間の4日間で貴重な体験ができました。留萌南部署にきて正解でした。大学に戻って、頂いた資料を見直して今後の研究に役立てたい」と感想が出されていました。 この4日間は天候にも恵まれ、本人も希望していた現場での見学も有意義にできたと思います。 また、受け入れた職員も資料作成の準備などで苦労しましたが、初心に戻り業務を見直すことができ良い刺激になったと思います。 (森林技術指導官 堂坂)
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