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【檜山森林管理署】
檜山森林管理署は、令和4年9月8日(木曜日)に江差町にある砂坂海岸林にて「江差北小学校グリーンスクール」を開催しました。檜山森林管理署と江差北小学校との間で遊々の森協定を結んでおり、そのうちの活動の一環であるグリーンスクールは、砂坂海岸林の役割を知ってもらい、自然とふれあいながら体験活動をすることで自然を観察する力を持ってもらう事を目指しております。今年は全校生徒45名が参加となり、低学年(1・2年生10名)、中学年(3・4年生20名)、高学年(5・6年生15名)毎に、それぞれのプログラムを体験してもらいました。開校式の様子低学年グループは、2班に別れて「色いろ探検隊」というプログラムを体験してもらいました。森林を探索前、班ごとに色を決め自然の中からその色を集めてくるというゲームで、森林を注意深く探索することで、観察力を高める・森林に興味を持ってもらうなどの目的があります。広い森林の中から限られた色を見つけるのはとても大変なことなのですが、児童たちはすみずみまで探して多くの自然にある色を集めてくれました。自然にある色を探している様子皆なで相談し、集めてきた物をまとめている様子中学年グループは海岸林内にある展示館で、種子や枝・木片等をグルーガンや接着剤を使って軽工作を行う「森の仲間たち」を体験してもらいました。これは木工に取り組む中で自然を観察し森林に対して親しみを持ってもらおうというプログラムです。怪我ややけどに気を付けながら、先生や職員の助けを借りつつ、児童は思い思いの作品を時間いっぱい使い完成させており、とても嬉しそうでした。各自好きな物を製作 中学年グループの作品(一部)高学年グループには、海岸林内にある樹木や草花を学び、その後試験を実施する「樹木博士認定会」を体験してもらいました。グリーンスクールの開催に伴い協力いただいた駒ヶ岳・大沼森林ふれあい推進センター職員より、砂坂海岸林の歴史と各対象木等の特徴を説明があり、高学年の皆さんに学んでいただきました。普段意識して樹木を見る機会は少ないため児童たちは苦労している様子でしたが、興味を持って試験に挑戦してくれました。意識して見れば樹木や植物には多くの違いがあるということを実感してもらえたと思います。砂坂海岸林の歴史などの説明砂坂海岸林について・北海道檜山郡江差町字水堀に位置・明治期に荒廃した海岸線森林地帯・昭和10年より基礎調査と試験植栽が行われ、海岸林造成を開始。・昭和38年に植栽を完了し一応の成林となる。・以後、植栽樹の保護育成と防風帯の拡大等、保育事業の継続実施をしています。樹木の特徴を観察今年のグリーンスクールも多くの方々のご協力と天候に恵まれ安全に開催することができました。各体験活動も全体を通して活気があり児童たちに楽しんでもらうことができて安心しました。児童たちにとっても自然とふれあうことのできるよい機会となったと思います。「森林に関心を持ってもらえる大切な機会」と、スタッフとして参加し体感したことから、今後もこのようなイベントを通じて森林環境教育を続けていきたいと思います。
(檜山森林管理署 道場)
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