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北海道森林管理局

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     各地からの便り

    赤井川村のみなさんと森林整備で心地良い汗を流しました~冷水峠・カルデラの森

    【石狩森林管理署】


    令和4年8月27日(土曜日)、赤井川村「冷水峠展望所」において、同村主催による展望所の景観維持のための森林整備活動が行われました。
    昨年は残念ながら新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止となり、2年ぶりの開催となった本年は、赤井川村の馬場村長をはじめとする地域住民のみなさんと当署職員あわせて25名が参加しました。

    開会式に集まった参加者のみなさん
    開会式に集まった参加者のみなさん

    会場である「冷水峠展望所」は赤井川村と余市町の境にあり、同村のカルデラ盆地、羊蹄山、そして時には神秘的な雲海が一望できる観光スポットです。
    また、平成16年に周囲の国有林が台風による倒木被害を受けた際には当署が森林再生のため植栽を行った地域でもあります。

    本活動は、このすばらしい景色を臨むことができる展望所からの眺望が雑木や笹などの繁茂により妨げられるようになったことから、除伐や笹刈りなどを行い、その眺望を取り戻し、守っていくことを目的に、赤井川村と当署が平成30年に締結した「ふれあいの森における森林整備活動等に関する協定」に基づいて行っているものです。

    開会式では、石狩森林管理署長の荻原署長から「このような景観維持を目的とした森林整備協定は他の地域にはない貴重な取組」であること、馬場赤井川村長からは「参加者の皆さんへお礼」、岩井村議会議長からは「安全な作業を期待」する挨拶があり、その後、安全指導をおこなってから作業に入りました。

    作業現場は事前に役場で活動範囲内の笹狩りを実施、また、除伐する木を間違えないよう当署の余市地区森林官4名で目印を表示するなど、安全でスムーズな作業が行えるよう準備を行っており、参加者のみなさんは各自ノコギリを手に一生懸命、除伐作業に取り組みました。

    安全に注意しながら熱心に除伐作業に取り組むみなさん
    安全に注意しながら熱心に除伐作業に取り組むみなさん

    安全に注意しながら熱心に除伐作業に取り組むみなさん

    作業で一汗かいた後の清々しい顔で記念写真
    作業で一汗かいた後の清々しい顔で記念写真

    大人から子どもまで約1時間、汗びっしょりになるまで作業を行いました。
    当日は雲が低く、冷水展望所から羊蹄山を臨むことはできませんでしたが、カルデラ地形の美しい村を参加者全員で眺めながら、清々しい達成感をもって作業を終えることができました。
    今後もこのすばらしい眺望、そして赤井川の国有林を守り育てていけるよう、赤井川の森林官として地域のみなさんと一緒に頑張っていきたいと思っています。

    今回は残念ながら羊蹄山を望むことはできませんでしたが、別の日に撮影した春の羊蹄山の写真です。
    別の日に撮影した春の羊蹄山の写真

    この展望所からは、運が良ければすばらしい雲海も見ることができます。
    雲海

    ぜひ、”人と自然が育む美しい村”赤井川村にお越しください。

    首席森林官 赤井川森林事務所 菅原)

    お問合せ先

    総務企画部 企画課
    ダイヤルイン:050-3160-6271

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