北海道日高高校インターンシップ受け入れ

【日高北部森林管理署】

令和4年9月1日～2日に、林業担い手の掘り起こしの一環として、王子フォレストリー株式会社は、地域の高校と連携して、高校生のインターンシップを受け入れています。

このたび、同社は、日高北部森林管理署管内の間伐などの森林整備を行っている現場に、北海道日高高等学校の生徒2名を受け入れました。

1名は、新冠町出身で林業に関心のある3年生。
もう1名は、本州から来た自然に憧れを持つ1年生です。

土場でグラップルのはい積作業を見学




生徒たちは、フォワーダによる木材の運搬やグラップルによる丸太の仕訳作業を見学しながら木材を用途に応じて、効率的に集積するためには、作業者間のコミュニケーションが重要といった説明を受けていました。

2人乗りフォワーダで集材体験




また、広葉樹材の木口割れを防ぐSカン打ちも体験、力加減の難しさや正確な職人技に感心しているようでした。


別の現場でのSカン打ち作業状況


最後に末木枝条等をバイオマス発電用の燃料となるチップに粉砕する移動式チッパー機の紹介もありました。

（森林技術指導官 中家）