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北海道森林管理局

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     各地からの便り

    造林作業の機械化(山もっとモット)推進体験会を開催しました

    【宗谷森林管理署】


    今回の体験会はコロナ感染拡大予防と安全対策のため、令和4年8月3・4日の2日間に分けて宗谷森林管理署管内 音標国有林 問内地区で乗用型多目的造林機械(山もっとモット)を使用して行いました。

    両日とも過ごしやすい天候に恵まれ、初日は当署及び上川北部森林管理署職員、2日目は宗谷総合振興局林務課、森林室、市町村、森林組合、林業事業体等の職員を対象として行い、延べ64名の参加により、課題である増加する皆伐に対応した再造林の着実な実行と安定的な林業経営に向けた考察の一助となるよう考え、今回、株式会社旭友興林様及びキャニコム・レンタルのニッケン様のご協力により開催することができました。

    署長から開会の挨拶
    署長から開会の挨拶

    機械の説明

    機械の説明

    真剣に機械の説明を聞いている参加者
    真剣に機械の説明を聞いている参加者

    デモンストレーションで伐根を粉砕
    デモンストレーションで伐根を粉砕

    両日とも、宗谷森林管理署若手職員、上川北部森林管理署若手職員、宗谷総合振興局林務課、町役場職員、森林組合職員、株式会社旭友興林造林請負事業現場代理人がそれぞれの立場から体験試乗していただきました。

    管理署職員が体験試乗
    管理署職員が体験試乗

    林務課職員が体験試乗
    林務課職員が体験試乗

    森林組合職員が体験試乗
    森林組合職員が体験試乗

    体験試乗していただいた感想としては「リアルに下刈作業を体験することで造林機械化促進の重要性を再認識した」などの意見をいただきました。
    また、初めてこの機械を試乗したとは思えない程の者もおり、操作性の良さを確認されたことから、さらに造林等作業の機械化に関心が高まったことが感じられました。

    これからも現場で実際に試してみる、改善点を洗い出す、改良を加えてまた試すといったプロセスが不可欠であり、必要だと考えています。

    森林室長から感想を含め閉会の挨拶
    森林室長から感想を含め閉会の挨拶

    今後も林業を担う者の不足、高齢化が課題となることから、今回の体験会が宗谷管内の造林等作業の軽労化や林業の担い手不足解消に向けた取組の一助となったのであれば幸いと考えております。
    そして、増加する皆伐に対応した再造林の着実な実行と林業経営ができるよう国・宗谷総合振興局・各市町村・森林組合・林業事業体等とともに連携しつつ、積極的な横展開により各地域の現状に沿った森林・林業が展開されることを望んでやみません。

    (森林技術指導官 山端)

    お問合せ先

    総務企画部 企画課
    ダイヤルイン:050-3160-6271

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