北の森づくり専門学院の長期インターンシップ実施

【宗谷森林管理署】

令和4年6月13～24日の2週間、宗谷森林管理署管内において伐採と造林の一貫作業の発注請負者である山栄産業株式会社が学院生徒2名のインターンシップ受け入れを行い、北の森づくり専門学院の実践研修として各種作業に従事させました。

北の森づくり専門学院（林業専修学校）では長期就業実践研修（長期インターンシップ）を道内各地の林業・木材産業関連企業において行っており、昨年度と引続き当署管内国有林のフィールドを活用して実施されました。
この研修は、企業で一時的に従事することで、実践的な能力の育成と実社会への適応力の向上を目的としており、生徒たちは、2週間にわたるインターンシップを経験しながら自分の適性を見つめ直すとともに、希望する就業環境に合った企業への就職活動を進めています。


伐倒作業で受口を確認している様子


伐倒作業についてアドバイスを受けている様子


林業機械の操作についての説明を受けています


林業機械の操作体験


丸太の長さを確認している様子


働く仲間は“家族同然”です!!自然と笑顔がこぼれます

当署管内人工林は、本格的な利用期を迎えており、近年、伐採や植林等の林業生産活動が活発化している反面、林業労働者は年々、高齢化するとともに労働者の確保の厳しさを増していますが地元企業が快くインターンシップを受け入れることにより”地元林業の担い手”として定着してほしいと熱望します。
当署としては宗谷地域担い手確保推進協議会等を通じて”将来の宗谷林業の担い手”となる人材確保に向けた取組に今後とも協力・支援をして参ります。

（森林技術指導官 山端）