暑寒別岳の開山式に出席

【留萌南部森林管理署】

令和4年6月25日は、増毛町の暑寒荘前にて暑寒別岳の開山式及び安全祈願祭が行われ、本署からは署長、増毛首席森林官をはじめ4名が参列しました。
前日の増毛町は、風雨が強く天候も心配されましたが、当日は晴天に恵まれ心地よい初夏の風が吹き抜けていました。

暑寒別岳は増毛山地の最高峰で、標高は1492メートルあるため、晴れた日の山頂からは大雪山、羊蹄山、利尻山、積丹半島などを一望することができます。
式では神主(かんぬし)祝詞(のりと)・玉串(たまぐし)奉奠(ほうてん)が執り行われ、参列者は山の安全を祈願しました。


暑寒別岳開山式

式中では森林管理署から森本署長が「暑寒別岳の標高は1492メートルですが本州の2000メートル級の高山植物が見られ、それだけ気象条件が厳しい日もあるということ。本日お集まりの皆様には様々な立場で登山者の安全をお守りいただくようお願いします」と挨拶をしました。


挨拶をする森本署長


暑寒荘からアオダイショウも参列

暑寒別岳は花の名山でもあり、6月中旬から7月にはお花畑が広がり、マシケオトギリやマシケゲンゲをはじめとする固有種も見られるため、ぜひ登ってみてください！

（増毛森林事務所平野）