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北海道森林管理局

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     各地からの便り

    清川・雨紛採種園の着果調査を実施

    【上川中部森林管理署】


    6月13日(月曜日)、国立研究開発法人 森林研究・整備機構森林総合研究所 林木育種センター 北海道育種場と森林管理局 技術普及課と3名の「特命森林調査隊(通称モリサー)」及び旭川市の林務担当2名が参加し、採種園の着果調査が行われました。

    本調査は、種子の豊凶差が激しく安定的に種子を採種することが厳しいことなどから、北海道育種場と北海道森林管理局が毎年着果調査を行うことにより種苗生産者等に対して採種園の豊凶の情報を提供することを目的とし行われ、豊凶周期の解析等の試験研究データとしても活用されています。

    育種場の担当者から調査方法の説明があり、着果状況の確認、目慣らしを行い3班に分かれ着果調査がスタート。

    育種場の担当者から調査方法の説明
    着果調査の説明

    全員で双眼鏡をのぞき着果調査
    全員で双眼鏡をのぞき着果調査

    アカエゾマツ、トドマツ、カラマツ、グイマツの着果状況を双眼鏡で確認し、豊凶判定基準に基づき各人の判定結果を発表し、最終判定を決定。
    それぞれ30~40本の調査を行いました。
    初めて着果調査をする人が多いことから、最初は評価ギリギリの判定に苦労しましたが、慣れるにつれて各人の判定結果が一致するようになってきました。

    旭川市の林務担当者も上を見上げて
    旭川市の林務担当者も上を見上げて

    最後に担当者から、調査結果は「並以上の着果状況ではないか」との報告があり、「質問等ありませんか」の問いに何もなかったことから、「皆さん、もう一人前ですね」と言われ爆笑し、終了の運びとなりました。

    (森林技術指導官 橋本)

    お問合せ先

    総務企画部企画課
    ダイヤルイン:050-3160-6271

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