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「囚徒が植えたスギ林」月形町と多様な活動の森における協定を締結【空知森林管理署】 令和4年5月25日(水曜日)月形町と空知森林管理署において「多様な活動の森」における国民参加の森林づくり活動に関する協定の調印を行いました。 協定場所となる月形スギ保護林(月形スギ希少個体群保護林)は、明治23年に樺戸集治監の開庁10周年記念植樹として囚徒により植えられ、その後国有林に移管されました。望郷の念から囚徒が労をいとわずに手入れをしたと伝えられるスギ林は林齢130年を超え、胸高直径50センチメートル樹高25メートルを超える個体も多くあり、高く林立する姿は厳かな雰囲気に包まれています。 上坂月形町長からは「囚徒が植えたスギとして非常に価値あるスギ林の歴史を月形町の子供たちにも引き継いでいってほしいと願っていますし、大事にしていきたいです」と話があり、スギ林の中には天然更新した広葉樹も育っており、春は新緑が美しく、夏は林内に入ると涼しく、秋には紅葉も楽しめます。近くにある認定こども園の子供たちの散歩コースとしても利用したいとの話もありました。 (森林技術指導官 木村) |
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