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北の森づくり専門学院の生徒が就業実践実習
【日高北部森林管理署】
令和4年5月中旬、初夏の汗ばむ陽気のなか、北海道立北の森づくり専門学院(北森カレッジ)の生徒さんが、当署管内の国有林で、森の成長を促すための森林整備(間伐)の作業に従事していました。 当プログラムは、北森カレッジと道内の林業関係事業体が協力して実施されるもので、2年生になると、授業の一環として年に3回、2週間の長期就業実践実習として道内の林業関係の事業体にお世話になるそうです。
この度、当署管内で森林整備事業を請け負っている王子フォレストリー(株)は、2名の学院生を実習生として受け入れています。 従事している作業は、伐採した木材を一時的に保管する「土場」で、高性能林業機械のグラップルを使った木材の積み上げやチェーンソーを使った伐採などです。
 実際に高性能林業機械のグラップルを操作
生徒達は事業体のベテラン職員の方々から、技術や安全確保の面からの指導をうけながら、適度な緊張感のなかよい汗を流しているようでした。 感想を聞いてみると、「授業では、シミュレーターを使うものの実機を操作する機会はなかなかない」また、「伐採作業についても自然な条件のもとでできるのは貴重な機会」とのことでした。
 技術や安全確保の指導を受けながら伐採作業
森林づくりには、担い手の育成が欠かせません。 こういった担い手育成の取組みに、国有林としても場の提供など協力できたらと考えています。
近い将来、彼らと森林づくりの現場で再会できることを楽しみにしています。
(署長 門脇)
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総務企画部企画課
ダイヤルイン:050-3160-6271
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