令和3年度 国有林間伐・再造林推進コンクール

【資源活用第二課】

国有林間伐・再造林推進コンクールは、国有林野事業で実施した間伐、主伐・再造林及び立木販売を対象に、法令の遵守、安全確保の取組及び担い手の育成に積極的に取り組むとともに、生産性の向上や生産コストの低減を達成した優れた事例を表彰し、公表することにより間伐の一層の効率化、再造林コストの低減等の具体的な取組を示し、その取組を民有林も含めて広く普及していくことを目的とするものです。

今年度は、搬出間伐部門において株式会社旭友興林より応募があった、空知森林管理署 北空知支署管内の「高性能林業機械を最大限活用した低コスト列状間伐」について、北海道森林管理局長より表彰されました。


左より猪島局長、佐藤旭友興林代表、中野森林整備部長

本事例は、フェラーバンチャザウルスロボをはじめとした高性能林業機械を最大限に活用し、人力作業を極力排除したCTL（短幹集材）作業システムを実践することにより高い生産性を確保するとともに安全性の高い作業環境を確保した取組が、低コスト間伐の推進に寄与するところが大きいと評価され受賞となりました。

表彰式は、令和4年3月15日（火曜日）に北海道森林管理局において開催され、北海道森林管理局長より代表取締役 佐藤 稔 氏に木製表彰状（道産センノキ製）を授与しました。


懇談の様子

表彰後の懇談では、猪島局長より「高い生産性を誇り、国有林へ多大な貢献をしていただいていることに改めて感謝いたします。」との言葉があり、佐藤旭友興林代表からは「安定して仕事を確保できる国有林は、特に雇用の面でありがたい。引き続き出来ることは協力していきたい。」など謝意が述べられました。

（企画係 大水）