職員による「くくりワナ」のエゾシカ捕獲を実施しています

【宗谷森林管理署】

令和4年1月12日（水曜日）から1月28日（金曜日）までの予定で宗谷森林管理署管内稚内市野寒布国有林において昨年度に引続き、この冬職員自ら「くくりワナ」を設置し、エゾシカ捕獲を実施しています。

なお、1月12日（水曜日）には宗谷総合振興局と宗谷森林管理署との共催で管内関係者を対象に「くくりワナ」の講習及び見学会を予定していましたが、残念ながら当日は暴風雪により中止になってしまいました。


後日、行われた宗谷総合振興局担当者の見学会

また、北海道森林管理局 令和3年度「重点取組事項」のなかで「エゾシカによる森林被害防止対策については、市町村の被害対策と連携して取組を進める」ことを掲げており、今年度は北海道森林管理局管内の6森林管理（支）署が宗谷森林管理署での「くくりワナ」捕獲に参加や見学会、また、総務企画部長・計画保全部長からも重要性などの話があり、「くくりワナ」技術の講義や現地で仕組み・仕掛け方などの指導を受けました。


吉永総務企画部長


小島計画保全部長


「くくりワナ」の講義


「くくりワナ」の構造等を説明

今回、狩猟技術面や捕獲体制づくり等を実際に体験、見学により培った技術等を今後、各地域の鳥獣被害防止対策に役立てていただけるものと考えております。


「くくりワナ」にかかったエゾシカ

今後とも積極的にエゾシカによる被害防止対策を行うなどにより地域貢献に努めていくことといたします。

（主任森林整備官 小林）