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北海道森林管理局

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     各地からの便り

    ICT施工現地見学会を開催

    【渡島森林管理署】


    令和3年11月25日(木曜日)、渡島森林管理署森町国有林の精進川線作業道(林業専用道(規格相当))で若手職員に対するOJTを兼ねたICT施工現地見学会を開催しました。
    北海道森林管理局森林整備第二課、後志・檜山森林管理署に当署職員を含めた22名が参加し、本工事を実施する株式会社 石井組の協力を得て実施し、翌26日(金曜日)は、当署会議室において意見交換をしました。


    ICT施工とは、情報通信技術のことでIT(情報技術)にインターネットなどの通信技術を拡張した用語であり、林道新設工事等ではICT建設機械、ここではバックホウマシンガイダンス(操作補助)等を可能とし、丁張の設置や補助作業員排することで、工事の省力化を図るものです。

    ICTバックホウ
    ICTバックホウ

    渡島森林管理署森・駒ヶ岳合同森林事務所に集合し、局森林整備第二課長からの挨拶、渡島森林管理署長及び主任森林整備官から現地見学会の流れ、留意点、概要等を説明しました。

    概要説明等

    概要説明等
    概要説明等

    ICT施工による林道新設工事の現地に移動し、本工事の現場代理人から、ICT施工による工事の詳しい説明を受けました。

    現場代理人から詳しい説明
    現場代理人から説明

    ICTバックホウによる工事を実際に見学しました。

    ICTによる工事

    ICTによる工事
    ICTバックホウによる工事

    下の写真は、通常の工事状況です。
    ICT施工に比べ、工事に係る補助作業の人員が多いことがわかります。

    通常の工事

    通常の工事
    通常の工事

    ICTバックホウに位置情報や施工の指示を出すトータルステーションです。
    これが無いとICT施工による工事はできません。

    トータルステーション

    トータルステーション
    トータルステーション

    ICTバックホウ内にあるモニターを見学したりオペレーターの方より、通常の運転との違いや、操作性等について話を聞かせていただきました。

    モニターを確認しています

    モニターを確認しています
    モニターを確認しています

    2日目の26日(金曜日)は、当署会議室で意見交換を行い、活発な意見が多く出されました。
    特に各森林管理署の若手職員からは、「リース料等のコストをできる限り抑えて効率的に実施することが課題となる」、「工事の規模が大きいほど有効であると感じた」、「非常に先進的だと思った」、「林道の新設工事自体を見たのが初めてであるが、今後の発展が期待できると思った」、「今回の見学で林道工事やICTについてかなり理解でき、非常に有意義だった」等の意見が出され、大変有意義な意見交換となりました。

    (業務グループ 前田) 

    お問合せ先

    総務企画部企画課
    ダイヤルイン:050-3160-6271

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