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新得町立富村牛小中学校♪カモフラージュ・樹木のお勉強&エンピツ作り♪
【十勝西部森林管理署 東大雪支署】
令和3年10月26日(火曜日)新得町立富村牛小中学校において、学校林を利用しての森林環境教育(カモフラージュ・樹木のお勉強)と、エンピツ作りを実施しました。
カモフラージュとは生き物が、周囲の色に溶け込む中で敵から身を守っている状況を学習するため、また、樹木のお勉強は、普段見慣れている学校林ではあるものの、木の名前や特徴、また、その木から生産される製品等が分からないこともあるため実施したものです。 特にカモフラージュは、林内に人工物を置いてそれを探すという内容であり、ちょっとした「 宝探し」感覚ということもあり、盛り上がったものとなりました。
 カモフラージュ(ロープの張った右側に人工物が置いてあり、それを注意深く観察しています)
また、樹木のお勉強ではドロノキからその昔マッチ棒を作っていたことや、トドマツ、エゾマツでは、その木から作られている家具等のラミネートも交えてのお話、また、ヤチダモでは過去のプロ野球選手がその木のバットで864本のホームランを打った話は、生徒もそうですが、先生の方が目をピカピカ輝かせる場面もありました。
 樹木のお勉強(樹種はマカバ、木の特徴やその木から何が作られているのか等を学習しています)
その後学校に移動し、エンピツ作りを行いました。 小学生、中学生が在籍する学校であり、小学生には事前にエンピツサイズにカットした木に芯を挿す穴を開けた木から、中学生には枝をエンピツサイズにカットしてもらい、芯の穴も開けるところから、作成しまたしが、7月に採取した木ということもあり、かなり木が硬かったこともあって、どの生徒も悪戦苦闘、そして時間も不足してしまいました。
 エンピツ作り(先を削っているところです。かなり悪戦苦闘)
 エンピツ作り(どんな飾りつけにしようかな?)
 エンピツ作り(中学生は使用するエンピツの木から作成しました)
 エンピツ作り(生徒が作成したエンピツです)
エンピツ作り終了後、ふりかえりを実施、生徒の代表から、「今日は楽しく学習できました」という感想の発表がありました。富村牛小中学校は毎年森林教室の要望がある学校であり、来年度も生徒がより楽しめる内容にしていきたいと考えています。
(森林技術指導官 諸橋)
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総務企画部企画課
ダイヤルイン:050-3160-6271
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