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【留萌南部森林管理署】
10月25日(月曜日)、苫前町立古丹別小学校1年生の皆さん4人と、「森林とふれあう中から五感を使い森林の空間を感じてもらう」ことを目的に、苫前町三渓地域の苫前ダムに隣接する国有林「サンケベツ遊々の森」(平成19年に苫前町教育委員会と協定を締結)を散策しながら、「葉の形・色・種子の形などを見て、触って、観察してみよう!」というテーマのもと、森林内の樹木や動植物について学びました。まず、当署の本間首席森林官より挨拶と自己紹介、森林散策を行う上での注意点の説明を済ませ、さっそく森林散策へと向かいました。説明する本間首席森林官森林散策中は、樹木の特徴(キハダやダケカンバ)、森林内のキノコ(ナメコ)、シカ、ハチの巣、鳥の巣(クマゲラ)、年輪、チェーンソーを使った木の伐採など普段聞くことの無いお話しに、子どもたちは興味津々でした。特にキハダの木の皮をかじったときの子どもたちの表情が印象強く残っており、五感をフルに使って森林の空間を感じてもらえたのではないでしょうか。キハダの苦みにこの表情散策後は、遊々の森にある広場で森林内を自由に観察してもらいました。思い思いに自分の好きな落ち葉を拾ったり、キノコを見つけたりしました。いっぱい拾いました!落ち葉拾いでは、赤や黄色といった紅葉したきれいな葉っぱを多く拾うのかと思いきや、意外にも茶色のような渋色や大きな葉っぱを多く拾っており、私たちが予想したものと違い、驚かされました。たくさん集めてます!観察では、子どもたちから「この葉っぱは何の木?」「このキノコ食べられるの?」と質問され、若手職員を中心に子どもたちへ回答しながら、観察を行いました。林内で説明する齋藤技官子どもたちから「味噌汁のキノコより大きい!!」や腐った切り株の幹を裂きながら「さけるチーズみたい」など、森林の空間を思う存分楽しんでおり、袋いっぱいに拾った落ち葉を持ち帰っていました。午後からは古丹別小学校へ戻り、落ち葉や種子を使った万華鏡づくりを行いました。今回は1年生が4人と少なかったので、若手職員と子どもたちの1対1で作成の補助も行いながら職員自らも一緒になって、万華鏡をつくりました。真剣なまなざしで作成中大きな葉っぱを入れる子や、細かく刻んで葉っぱを入れる子などそれぞれの個性を発揮させて「私だけの万華鏡」をつくりました。その後、万華鏡に貼る絵を描き完成させ時間となり閉会となりました。完成した万華鏡を覗く 最後に、前回(10月13日(水曜日))と今回の森林教室では「森林教室に対する若手職員のスキルアップ」というものも兼ねて署の若手職員にも積極的に関わってもらいました。子どもたちと積極的に関わる若手の橋本(翔)技官最初は緊張もあり中々子どもたちと距離を詰めることができず苦戦していましたが、キノコの種類や樹木の名前など、それぞれの得意分野を活かすことで積極的に子どもたちと関われるようになりました。子どもたちと積極的に関わる若手の橋本(夏)技官散策では積極的に子どもたちに声をかけ、万華鏡づくりでは一緒になって作成するなど、自分自身も楽しみながら参加することで、子どもたちにも楽しさがより伝わってくれたようで、若手職員のスキルアップ向上にも繋がりました。子どもたちと積極的に関わる若手の多田技官職員それぞれの得意分野を活かすことや、自分自身が一番に楽しむことが森林教室を行う上で大切なのだと感じました。職員も自ら楽しむ
(総務グループ 地域技術官 齋藤)
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