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【北空知支署】
令和3年10月25日(月曜日)、幌加内小学校において、2年ぶりとなる森林環境教育を実施しました。幌加内小学校での森林環境教育は毎年実施していましたが、昨年はコロナ感染症対策で中止となりました。今年度については、緊急事態宣言などが解除されたこともあり、5・6年生の児童を対象に15名と先生2名の17名が参加し、当支署から7名のサポートにより開催しました。まず、職員の自己紹介と本日の実施内容の持参した道具の測高器、輪尺、ドローンについて、どのように業務で使用しているかなど説明し、森林環境教育をスタートしました。最初のメニューは「学校の木を調べて、測ってみよう」です。幌加内小学校には沢山の木があるため、その木を自分たちで調べ、どのくらいの高さや太さなのかを、支署より持参した測高器・輪尺を使って測ってみました。事前に、職員が校庭の木を下見し、樹木ガイドを作成・児童全員に配布し、樹木ガイドを見ながら校庭にある色々な樹木を観察しました。5年生は樹高や太さを測る班、6年生は樹種を調べる班に分かれ、途中でそれぞれ交代して調査しました。樹種を調べる班は、樹木ガイドと校庭の木を見比べ、「この木はこんなにボコボコしているんだ!」「この木はこんな葉っぱなんだ」「この木は何マツなんだろう?」など感じたことを話しながら観察していました。児童たちは毎日目にしている木でも、改めてじっくり観察してみると、いろいろな発見があるようです。この葉は何の木?樹高や太さを測る班は、見たことのない道具に興味津々で、まず道具を使って測る前に、学校の木がそれぞれどれくらいの高さや太さなのかを予想した後、測高器と輪尺を使い実際に木を測ってみました。職員の説明を聞きながら校庭の木を測り、児童たちは「10メートルくらいかと思ったら28メートルもあった」「測ってみて改めて木の大きさが分かった」などと驚きながら話していました。この道具はどうやって使うんだろう?この木は何メートル?この木は78センチメートルその後、ドローンで上空から学校や校庭などを撮影し、その映像をモニターから見てもらいました。ドローンを見たことのない児童がほとんどで、ドローンの映し出す映像はもとより、飛行しているドローンにも興味津々でしたが、普段見ている街並みや風景などをドローンのモニターに見える上空からの映像を見て、「幌加内は空からはこんな町なんだ」「遠くの山まで見える」などと話していました。空からはどう見えるかな?最後に、学校をバックに集合写真を撮影し、今年度の幌加内小学校森林環境教育を修了しました。ドローンで集合写真幌加内小学校全景本年は、コロナ感染症対策の影響で中止の可能性もありましたが、昨年度中止となっていることから、開催時期の変更・野外のみでの実施にするなど、両者で打合せを行い2度の延期の後、何とか開催をすることができました。今回、児童たちが校庭の木とはいえ実際に手で触れ、楽しそうに観察している姿を見て、改めて開催して良かったと感じました。来年度も、児童たちが楽しみながら学べるように工夫を凝らし森林環境教育を行っていきたいと思います。
(主任森林整備官 秋葉)
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