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北海道森林管理局

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     各地からの便り

    朱鞠内小学校で秋の森林環境教育を実施


    【空知森林管理署 北空知支署】 



    令和3年10月6日(水曜日)、幌加内町立朱鞠内小学校の「わんぱくの森」において、今年度3回目となる森林環境教育を実施しました。
    朱鞠内小学校は、総合的な学習の時間として、春・夏・秋・冬と季節ごとに年4回森林環境教育を実施しています。

    今回は、転校生が2学期より2名転入し、全校児童8名、教職員3名が参加し、当支署から6名の職員のサポートにより開催しました。
    最初に「わんぱくの森」に児童たちが植えたアカエゾマツやミズナラの苗木、そしてカミネッコンなどの観察を行い、それぞれの生育状況や周りの環境の変化など、春・夏との違いなどについて観察を行いました。

    児童からは「秋でも元気に葉っぱが生えていてよかった」「周りの草にも負けないで元気に生えている」などと話し合いながら観察をしていました。
    アカエゾマツを観察中
    アカエゾマツを観察中

    次に、わんぱくの森を散策しながら「フィールドビンゴ」「葉っぱの違いを調べてみよう」「フィールドスコープ(万華鏡)」を行いました。
    「フィールドビンゴ」は前回も実施していたため、児童たちは散策をしながらビンゴ用紙に記載されているものを次々と見つけ早々とビンゴを完成させていました。
    キノコを発見!
    キノコを発見!

    今回新たに実施した「葉っぱの違いを調べてみよう」では、図鑑などを使い、その葉っぱの特徴などについて調べました。
    サポートしている職員から葉っぱの特徴など、児童へヒントを出しながら一緒に観察し、葉っぱが何の木かを調べ、葉っぱの匂いや触りごごちなどルーペを使用し観察を行い、「触るとザラザラしている」「同じ葉っぱでも、色が違うものがある」など、自分たちが調べ気付いたことを観察用紙に書き込んでいました。
    葉っぱは何かな? 
    葉っぱは何かな?

    「フィールドスコープ」は、わんぱくの森の中を散策しながら気になったものをフィールドスコープの中に入れ、万華鏡を作成しました。
    色々なものを何度も入れ替えたりしながら、中を覗き込み気に入った模様を作りました。
    どんな模様が出来るかな?
    どんな模様が出来るかな? 

    それぞれが色々な葉っぱや気になるものを集め、中に入れて覗き込んでいましたが、セミの抜け殻を見つけフィールドスコープに入れて綺麗な模様を作っている児童もいたりと、児童が思い思いの物をフィールドスコープの中に入れ、完成したものを先生や私たち職員に「こんな模様ができたよ」と言いながら見せてくれたりと、みんなで楽しみながらオリジナルの万華鏡を作りました。
    葉っぱで作った万華鏡
    葉っぱで作った万華鏡

    最後のメニューとして、ドローンを使用し、わんぱくの森を上空から観察しました。
    前回の夏にも実施していたため、児童は職員の操縦するドローンのモニターに映し出されるわんぱくの森を見て「夏の山とは違い、赤や黄色の色がついている」「いっぱいの木がいろいろな色をしていてスゴイ!」などと、モニターを見ながら感想を話し合っていました。
    空からわんぱくの森を観察
    空からわんぱくの森を観察

    最後に、児童と先生が駐車場に移動し、夏同様に上空より記念撮影を行い、今回の森林環境教育を終了しました。
    ドローンに向かってはいポーズ! 
    ドローンに向かってはいポーズ!

    次回の予定は来年の2月、真冬の森林環境教育に向け、児童たちが森林などに興味を持つよう、内容を工夫し取り組めるよう準備していきたいと思います。

    (主任森林整備官 秋葉)

    お問合せ先

    総務企画部企画課
    ダイヤルイン:050-3160-6271

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