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北海道森林管理局

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     各地からの便り

    砂坂海岸林(江差町)でグリーンスクールを開催しました


    【檜山森林管理署】 


    令和3年9月10日(金曜日)江差町水堀の砂坂海岸林にて、「江差北小学校グリーンスクール」を開催しました。
    このグリーンスクールは、砂坂海岸林の自然にふれ、動植物の生態や植生など自然を観察する力を育む目的で、2003年に遊々の森協定を締結して以来開催しております。

    今年は児童34名と先生9名の参加で、低学年(1・2年生)18名と、中学年(3・4年生)16名の2グループに分かれて実施しました。
    開校式
    開校式

    低学年グループは6名ずつの3班に分かれ、森のスタンプラリーを行いました。
    「森のスタンプラリー」は、砂坂海岸林内の9箇所あるポイントを巡り、配られた地図にスタンプを押しゴールを目指すものです(回るルートは班ごとに違う)。

    また、各ポイントには、砂坂海岸林の歴史や木の種類・動物との接し方などに関した「砂坂クイズ」を設置して、各班で協力して考え答えを出してもらいました。
    児童の皆さんはクイズに元気いっぱいで答え、移動の際には様々な質問が出され、また次のポイントへ走って向うなど楽しんでくれている様子でした。
    低学年グループ:スタンプラリー
    低学年グループ:スタンプラリー

    低学年グループ:最終クイズは低学年全員で挑戦
    低学年グループ:最終クイズは低学年全員で挑戦

    中学年グループは海岸林内の展示館で、輪切りの木板・枝葉・端材などいろいろ観察し軽工作を行い、森林に対して親しみを持ってもらおうというプログラム「森の仲間たち」を実施しました。
    児童たちは、材料を詰めた箱から必要なものを見つけては、スタッフへ「穴を開けて」「短く切って」など材料の調整を依頼し、先生たちにも協力してもらいながら、時間いっぱいまで作業し世界に一つしかない作品を作ってくれました。
    中学年グループ:材料を吟味中
    中学年グループ:材料を吟味中

    中学年グループ:思い思いの創作を形にする児童達
    中学年グループ:思い思いの創作を形にする児童達

    最後は閉校式を全員集合して行い、駒ヶ岳・大沼森林ふれあい推進センター中村所長からの挨拶と、低学年・中学年の各代表の児童よりお礼の挨拶をいただき無事グリーンスクールを終えることが出来ました。

    閉校式:中村所長より挨拶
    閉校式:中村所長より挨拶

    閉校式:児童代表によるお礼
    閉校式:児童代表によるお礼

    今年のグリーンスクールは天気には恵まれましたが、コロナ禍での開催ということで感染症対策を念頭に置いた開催となったことや、高学年(5・6年生)が他の行事のため参加出来なかったこと、児童たちに森林を親しみながら学んでもらえるかといった不安な点もありましたが、先生や各スタッフにも協力いただく中で、児童の皆さんが元気にプログラムに取り組んでもらう事が出来、我々としても成果を感じられました。

    今後も協定を通じ、砂坂海岸林での活動をきっかけに森林に関心を持ってもらえるよう、森林環境教育の推進に努めていきたいと思います。

    (森林技術指導官 津谷)

    お問合せ先

    総務企画部企画課
    ダイヤルイン:050-3160-6271

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