北の森づくり専門学院（林業専修学校）の長期インターンシップの実施

【宗谷森林管理署】 

令和3年8月23日（月曜日）から9月10日（金曜日）、宗谷森林管理署管内において伐採と造林の一貫作業の事業請負者である山栄産業株式会社が学院生徒1名を3週間インターンシップを受け入れ、各種作業に従事させ実践研修を実施しました。 

北の森づくり専門学院（北森カレッジ）では長期就業実践研修（長期インターンシップ）を2回実施しており、1回目は令和3年6月28日から7月16日までの期間、道内各地の林業・木材産業関連企業において行いました。

この研修は、企業で一時的に従事することで、実践的な能力の育成と実社会への適応力の向上を目的としており、生徒たちは、3週間にわたるインターンシップを経験しながら自分の適性を見つめ直すとともに、希望する就業環境に合った企業への就職活動を進めています。

なお、今回は第1期生の第2回目であり、当署管内国有林のフィールドを活用して実施されました。


丸太を計測中


丸太に径級を標示


林業機械の操作を指導中


林業機械による椪積み作業

当署管内人工林は、本格的な利用期を迎えており、近年、伐採や植林等の林業生産活動が活発化している反面、林業労働者は年々、高齢化するとともに労働者の確保が厳しさを増しています。

当署としては宗谷地域担い手確保推進協議会等を通じて”将来の宗谷林業の担い手”となる人材確保に向けた取組に今後も協力・支援をしていきます。

（森林技術指導官 山端）