このページの本文へ移動

北海道森林管理局

    文字サイズ
    標準
    大きく
    メニュー

     各地からの便り

    職場体験学習(インターンシップ)(利尻富士町立鴛泊中学校)


    【宗谷森林管理署】 


    令和3年7月15日(木曜日)利尻富士町鴛泊中学校2年生4名が職場体験学習(インターンシップ)として利尻森林事務所・鴛泊治山事業所を訪問し、今回は治山事業をメインとして行いました。
    まず、森林事務所にて自己紹介と治山事業所の業務内容の説明、また、事前にいただいていた「この仕事に就くために必要な資格・進路はありますか」、「仕事をするために大切なことや普段気を付けていることがあれば教えて下さい」等の質問について回答しました。

    自己紹介や現場での注意事項等の確認している様子
    自己紹介や現場での注意事項等の確認中

    その後、ヤムナイ沢へ移動し既設の治山ダムや昨年の大雨により溜まった不安定土砂を実際に見てもらいながら治山事業(主に治山ダム)について説明を行いました。

    わかりやすい漫画等も利用して治山事業について説明
    わかりやすい漫画等も利用して治山事業について説明

    次にドローンを飛行させ、操作方法など説明をしながら利尻山から治山ダムなどの全体像を上空から確認しました。
    生徒全員ドローンを操作したことはあるみたいでしたが、タブレットから空撮状況を直に見るのは初めてらしく、タブレットと上空のドローンとを交互に何度も確認していました。

    ドローンを目視で確認している様子
    みんなでドローンを目視で確認

    利尻山をバックにドローンで記念撮影
    利尻山をバックにドローンで記念撮影

    引き続きレベル(測量機器)と全天球カメラの説明を行い実際に体験していただきました。
    レベルの体験では生徒一人一人が機器の据付けから視準までの一連の作業を行い、生徒全員が機器の据付けに戸惑うことなく、その据付けの早さにとても驚かされました。

    測量機器(レベル)を実際に体験
    測量機器(レベル)を実際に体験

    全天球カメラも写真を撮ってタブレットを使用しその場で確認できたので、生徒から「これは360度ビューの新しい集合写真になるんじゃない?」と提案があり撮影してみました。

    全天球カメラによる記念撮影
    全天球カメラによる記念撮影

    午後からは山腹工の説明をするため、法枠工とノンフレーム工法のそれぞれの現場を見ながら説明しました。生徒たちには治山ダムより山腹工のほうが治山事業をイメージしやすかったようで「どのくらいの期間で完成するのか」、「こういう理由で工事を行っていたんだ」など質問や感想が多くあげられました。

    山腹工事の一連の作業工程などを説明
    山腹工事の一連の作業工程などを説明

    当日は晴天のなか終日現場での説明でしたが、生徒の皆さんはこまめに水分補給をしながら最後まで一生懸命説明を聞いてくれました。
    最後に、生徒さんからは「とても勉強になりました。これからパワーポイントで学んだことをまとめるので是非見に来てください。」と感想をいただき、とても嬉しく思いました。

    今後も今回の体験学習を通じて学生だけではなく、地域の皆様にも治山事業について地道に広めていけたらと思います。

    (鴛泊治山事業所 遠藤)

    お問合せ先

    総務企画部企画課
    ダイヤルイン:050-3160-6271

    PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
    Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。

    Get Adobe Reader