陸別小学校で森林教室を実施

【十勝東部森林管理署】 

令和3年7月8日（木曜日）、陸別小学校から「総合的な学習時間」の一環として計画している森林教室の要請があり、当署と陸別町で締結している国民参加の森づくり活動に関する協定（ふれあいの森）「憩いの空間 水源の森」で実施しました。
当日は、新型コロナウイルス感染症の対策を徹底しながら、陸別小学校4年生21名、先生3名に加えて、陸別町から森林体験活動の関係者4名及び当署スタッフ14名、総勢42名が参加して開催しました。

最初に森林教室のメニュー、そして森林を楽しむための注意事項を説明してスタート。
まずは、木を知ってもらうために葉っぱ探しをしながら遊歩道を散策し、見つけた葉っぱや樹木について説明をしました。


森林を楽しむための注意事項などについて説明


葉っぱ探しゲームの進行中

また、木の役割や光合成などの説明を行いつつ、森林に設置していた自動撮影カメラに写った動物の写真を見ながらキツネの糞などの動物の痕跡を探しました。

散策した後はドローンの役割や操作方法を説明し、ドローンを飛ばしました。
散策した遊歩道を上空から撮影した映像やドローンに興味津々でした。


ドローンで撮影した映像に興味津々


ドローンてどうなってるの？

続いて、アカエゾマツの枝打ち体験です。
のこぎりの安全な使用方法や気をつけることなどを説明し、枝打ちを体験しました。


枝打ち体験中

児童たちはすぐに夢中になり、「おもしろい」「楽しい」などと言いながら一生懸命に枝打ちをしている姿が印象的でした。


質問タイム

全体を終え、質問タイム。
「ここには木がどのくらいあるのか」「木がなくなるとどうなるのか」など、多くの質問をしてくれました。

また、「森林は怖い印象だったけど、今回の森林教室で印象が変わった」「枝打ちが楽しかった、もっとやりたかった」などの感想もありました。
今後も森林について、興味や関心を持ってもらえるよう取り組んで行きたいと思います。

（森林整備官 高久）