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北海道森林管理局

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     各地からの便り

    森の中で立木を伐採する様子を見学しました(占冠中央小学校)


    【上川南部森林管理署】 


    令和3年6月23日(水曜日)、占冠村立占冠中央小学校の全校児童を対象に、同村下トマム地区の国有林で立木を伐採している様子を見学する、森林教室を開催しました。

    この森林教室は一昨年、占冠村と締結した「森林整備推進協定」の目標の一つである「森林環境教育をはじめとした森林とのふれあい」を目的に実施したもので、占冠村、南富良野木材産業(株)、(株)吉岡建設の協力を得て児童・教職員32名が参加しました。
    1森林の持つ働きを説明する北浦署長(右端)_R
    森林の持つ働きを説明する北浦署長(右端)

    当日は晴天無風の絶好の日和となり、森林技術指導官が山で伐られた木が工場に運ばれるまでの工程をひととおり説明した後、チェンソーとハーベスタによる立木の伐倒作業が実演されました。

    チェンソーでは数分かかったものを、高性能林業機械では1分もかからずに枝を払って決められた長さに切断する様子に、マスク越しに歓声が上がっていました。

    その後、低・中・高学年に分かれて、ハーベスタ、フォワーダ、グラップルといった高性能林業機械や伐根の様子、伐った木材の木口などを見学しました。
    2高学年に木口の説明をする占冠村根本林業振興室長(左端)_R
    高学年に木口の説明をする占冠村根本林業振興室長(左端)

    児童達は普段は見たり触れたりできない林業機械や作業風景を見学し、目を輝かせていたのが印象的でした。
    3林業の担い手候補です(ぼかし入り修正後)_R
    林業の担い手候補です

    最後に感想を聞いたところ、ほぼ全員の手が上がり、「運転席に座ることができて嬉しかった」、「オペレータが格好良かった」等の感想のほか、高学年の男の子からは「林業への理解が深まった。職業として考えたい。」との発言もあり、署職員、役場職員、事業体の皆さんにとって大変励みとなる感想も寄せられ、初夏の暑さも忘れるほど静かに盛り上がった森林教室となりました。
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    感想を聞いたらたくさんの手が上がりました


    ハーベスタ:従来チェンソーで行っていた立木の伐倒、枝払い、玉切りの各作業と玉切りした材の集積作業を一貫して行う自走式機械
    フォワーダ:玉切りした短幹材をグラップルクレーンで荷台に積んで運ぶ集材専用の自走式機械
    グラップル:木材を掴んで荷役を行う林業機械

    (森林技術指導官 今野)



    お問合せ先

    総務企画部企画課
    ダイヤルイン:050-3160-6271

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