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北海道森林管理局

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     各地からの便り

    朱鞠内小学校で春の森林環境教育を実施


    【空知森林管理署北空知支署】 


    令和3年5月19日(水曜日)、幌加内町立朱鞠内小学校のわんぱくの森において、今年度初となる森林環境教育を実施しました。
    朱鞠内小学校は、自然環境が豊かで校舎の裏に「わんぱくの森」が位置しており、年に4回、春・夏・秋・冬と季節ごとに森林環境教育を計画しています。

    全校児童6名の小学校で残念ながら1名欠席者はいましたが、児童5名・教職員3名が参加し当支署から7名の職員のサポートにより開催しました。
    最初に職員の自己紹介と本日のメニューの説明・散策時の注意事項などを説明し春の森林環境教育をスタートしました。


    最初のメニューは「わんぱくの森」の看板の設置を行いました。
    この看板は、4年前の卒業生が卒業制作として作製したもので冬期間は積雪などによる破損や腐食を防ぐため、降雪前に取り外し当支署で保管していました。
    毎年、春の森林環境教育の開始時に児童みんなで力を合わせ設置し森林環境教育に入ります。
    ①(わんぱくの森看板設置!)
    わんぱくの森看板設置!

    看板の設置後、わんぱくの森に移動し昨年秋に設置した巣箱の状況確認を行いました。
    昨年の2.6メートルを越える積雪のためか、壊れている巣箱もあり児童が自分たちで修理をし再び巣箱を設置しました。
    残念ながら営巣の確認はできませんでしたが、今後もみんなで巣箱を確認し野鳥の観察を行っていきます。
    ②(巣箱修理完了)
    巣箱修理完了

    続いては森の中の散策し以前植えたドングリの木やカミネッコンなどの観察を行い、児童が植えた木がどのような状況なのか確認しました。
    被害もなく、成長している木もありましたが、残念ながら枝先が無くなっているものもあり、その理由を探すため噛み跡や周辺のフンなどを観察し、どんな動物なのかを児童と一緒に考え説明を行いました。(ウサギの被害と推察)
    ③(どんな動物のフンかな)
    どんな動物のフンかな?

    最後のメニューは、わんぱくの森内にあった倒木を、児童全員でノコギリで切断しその年輪の確認を行いました。
    ノコギリを初めて使う児童もいたため、職員がノコギリの使い方についてレクチャーをし児童が切断を行いました。
    みんな汗をかきながら「疲れた~」「手が痛い~」など、悪戦苦闘しながらも、切り終えた児童たちはみんな嬉しそうに「持って帰って飾る」など満足気な顔をしていました。
    ノコギリ体験
    ノコギリ体験

    今年度最初の森林環境教育でしたが、1年を通じて児童達が森林や自然の中で、親しみ・楽しみながら学べる場として、次回も工夫を凝らし森林環境教育を行っていきたいと思います。

    (主任森林整備官 秋葉)

    お問合せ先

    総務企画部企画課
    ダイヤルイン:050-3160-6271

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